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Lenovo Ideaシリーズ大研究 第58回

ネットブック価格で十分な性能

低価格15.6型ノート、Lenovo G560eの実力検証

2011年04月30日 11時00分更新

文● エースラッシュ

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グラフィックス性能を除けば好成績

 Windowsの快適さを示す「Windows エクスペリエンスインデックス」で確認したところ、Lenovo G560eの基本スコアは「3.4」となった。最新の高機能ノートに比べると低い成績だが、細かくその内容を確認するとグラフィックス関連の数値だけが低いことが分かる。Lenovo G560eが搭載しているCeleronの場合、チップセット内蔵のグラフィックス機能を使っているため、この程度の成績となる。

Lenovo G560eの「Windows エクスペリエンスインデックス」のスコア結果

 一方、プロセッサー自体の成績は上々だ。現在Celeronというプロセッサーは、Core iシリーズの下位となるPentiumのさらに弟分となる。その下には、ネットブックなどに搭載されるAtomもあるが、ローエンドに近いチップでありながら5.4という数値をマークしているのは、かなり好成績だといえそうだ。

3DMark06

PCMark05

 ベンチマークソフト「PCMark05」「3DMark06」の成績を見ると、やはりグラフィックス性能には制約がある。結果だけみれば、高画質なグラフィックスのゲームなどで遊ぶには力不足だということになるが、元々そうした用途を前提としていないマシンだけに、妥当な数値とも言える。ホビーユースには向かないが、ビジネスユース・ホームユースには十分な性能であるということがよく分かる。

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