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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” ― 第196回

高架下の暗い場所にいる猫を撮る

2011年04月22日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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フェンスの向こうからこんにちは。「やぁっ」って感じ(2011年2月 ソニー NEX-5)
フェンスの向こうからこんにちは。「やぁっ」って感じ(2011年2月 ソニー NEX-5)

 東名高速道路の高架下に猫がいるのである。

 車両進入禁止なので、人と動物専用の狭い通路だ。このあたりには、ここしか潜れる場所がないので、暗くて狭いわりに人はよく通る。

 何年か前、そこを自転車で通り抜けていくとき、遠くで「にゃあ」と声がした。通路の両側はフェンスで目隠しされており、多分資材置き場だかなんだかになっている。自転車を止めて探してみると、フェンスの隙間から猫が見え隠れしている。

 でも、なかなかうまく撮れない。何しろ暗いのである。上は東名高速道路、左右はフェンスという場所だから、昼間でも暗いのだ。

 最近、やっと高感度で使えるデジカメを日常的に持ち歩くようになったので、こんな場所で出会った猫も撮れるようになった。

 フェンスの向こうで声がするので隙間から覗いてみると、「にゃあ」(冒頭写真)。そしてこちら側へとやってきた。

 おなかが空いているらしく、しきりにねだる。

 でも、いつもは手持ちの猫おやつが、この時はなかったのだ。そうしたら、停めてあった自転車に興味を示し、チェーンリングをくんくんしたかと思うと、いきなりがぶり。

いきなり自転車に近づいてきてくんくん。思わずしゃがんでローアングルで撮影(2011年2月 ソニー NEX-5) どうするのかなと様子を見てたら、いきなりチェーンリングをがぶり。そんなとこ噛んでもおいしくないってば(2011年2月 ソニー NEX-5)
いきなり自転車に近づいてきてくんくん。思わずしゃがんでローアングルで撮影(2011年2月 ソニー NEX-5)どうするのかなと様子を見てたら、いきなりチェーンリングをがぶり。そんなとこ噛んでもおいしくないってば(2011年2月 ソニー NEX-5)

 あ、そんなとこ舐めたら身体に毒だよおお。単に固いものを噛みたかったのかもしれないなあ。

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