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MSI「Big Bang-Marshal」

PCI-E x16スロットを8つ備えるP67マザーがMSIから登場

2011年04月19日 22時27分更新

文● 増田

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 MSIのお家芸となりつつあるNVIDIA GeForceとAMD Radeonの協調動作が可能なLucid製チップ採用のマザーボード。その新モデルとなるLGA 1155対応の「Big Bang-Marshal」が、今日から店頭に並んでいる。

Lucid製チップ採用の新モデルとなるマザー「Big Bang-Marshal」がMSIから発売。高品質部品を採用するMSI独自基準「ミリタリークラスII」に準拠で、通常電源96フェーズに相当、MOSFET4個分に匹敵する高効率電源回路「DrMOS」を搭載する

 この製品は、「P67」チップセットを搭載するMSI製マザーのハイエンドモデル。Lucid製チップ「LT22102」を搭載することで、NVIDIA GeForceとAMD Radeonといった異なるGPUメーカーのビデオカード2枚によるマルチGPU環境(協調動作)が可能となる。最近では他社製のLucid採用製品も見られるが、これは「P55」世代からMSIが得意としていた機能だ。

合計8本というPCI Express(2.0) x16はご覧の通りの構成。NVIDIA GeForceとAMD Radeonといった異なるGPUメーカーのビデオカード2枚によるマルチGPU環境(協調動作)が可能となるほか、CrossFire Xは4-wayまでサポート。ただし、SLIはx16フルレーンの2-Wayまでのサポートに留まる

 スペックはハイエンドモデルらしい構成で、拡張スロットの構成がPCI Express(2.0) x16×8(動作モードはx16+x1+x0+x1+x16+x1+x0+x1もしくはx8+x1+x8+x1+x8+x1+x8+x1)。メモリスロットはDDR3が4本で対応はDDR3-2133/1866/1600/1333/1066MHz、最大16GBまで搭載可能。
 オンボードインターフェイスにはデュアルギガビットイーサネット(Realtek/RTL8111E×2)や8chサウンド(Realtek/ALC892)、SATA2.0×4、SATA3.0×4、eSATA×2、IEEE1394、USB3.0×12(ルネサステクノロジー+VIA VL810/リア×8、フロント×4)などを搭載。さらにフォームファクタはXL-ATX (34.5cm×26.5cm)となる点にも注意が必要となる。
 価格および販売ショップは以下の通りだ。

ボタン

ボード上にはリセットボタン、電源ボタン、OCジニーボタン、Vチェックポイント、マルチBIOSボタンが装備されている

CrossFireスイッチ

メモリスロット近くにはPCI-e CrossFireスイッチを装備。VGAを取り付けたままでカードの有効/無効を切り替えできる

USB3.0はなんと計12ポートも搭載。そのうちリア×8(フロント×4)が用意される豪華仕様となる

価格ショップ
「Big Bang-Marshal」
¥42,770フェイス秋葉原本店
¥42,800アーク
ツクモパソコン本店
TSUKUMO eX.
TWOTOP秋葉原本店

【関連サイト】

【取材協力】

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