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「ベリサイン マネージドPKI」のオプション「ベリサイン マネージドPKI for Adobe CDS」を発表

面倒な設定は不要!ベリサインがPDF用証明書ソリューション

2011年04月20日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 4月19日、日本ベリサインは、PDF電子署名用電子証明書を発行する「ベリサイン マネージドPKI for Adobe CDS」を発表した。「ベリサイン マネージドPKI」のオプションで、製品出荷は6月の予定。

PDF用の電子署名を発行する「ベリサイン マネージドPKI for Adobe CDS」

 この証明書は、PDF文書の作成者の実在性、作成日時の真正性及び文書が改ざんされていないことを、文書の受け取り手が容易に確認できるようにするもの。

 一般の電子証明書でPDF文書に電子署名を付与しても、手動でAdobe Readerの設定変更を行わない限り「署名の安全性は不明です」と表示されてしまい、かえって疑わしい文書であるかのような印象を受取手に与えてしまうことがある。

 これに対しベリサイン マネージドPKI for Adobe CDSで発行した証明書は、Adobe Readerの設定変更をしなくても、自動でPDF文書の電子署名検証が行われ「信頼できる(Trusted)」状態となる。これにより、そのPDF文書が信頼できる情報であると、PDF文書の受け取り手である消費者や取引先の方に認識してもらうことが可能になるという。

 価格は、企業または組織に属する部門が、電子公告や見積書、プレスリリースなどに利用する用途に適した「Organization 企業/部署用 電子証明書 (署名回数:5000回まで)」が年間20万円など。別途、初期構築費が必要となる。

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