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Red Hat Enterprise Linux 6にも対応へ

HDE、IPv6対応のLinuxサーバー管理「HDE Controller X」

2011年04月15日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 4月14日、HDEはIPv6に対応したサーバー管理ツール「HDE Controller X」を発表した。IPv4とIPv6のデュアルスタック環境に対応し、Red Hat Enterprise Linux 6への対応も行なった。

IPv6に対応したLinuxサーバー管理ツール「HDE Controller X」

 HDE ControllerはWebやメール、DNS、メーリングリスト、アカウント管理などの各種サーバー管理に対応したWebベースのサーバー管理ツール。サービスやリソース、ログの監視、異常検知時のメール通知とスクリプト実行、OSのアップデート機能なども搭載する。

 今回リリースするのは、「HDE Controller X PRO」と「HDE Controller X LG」の2種類。

 HDE Controller X PROは、インターネットサーバーの運用に必要な機能と、LDAPやsamba、DHCP、WebDAVなどイントラネットで使用するサーバーにも対応する製品。支店毎に設置するサーバーや部門のファイルサーバー、プリントサーバーなどの用途にも利用可能という。また、DLTオートローダー対応テープバックアップ、有害なWebサイトへのアクセスを禁止するWebフィルタリングなど、ビジネスユース向けの機能も提供する。価格は、1年間のサポートが付いて11万5500円。

 HDE Controller X LGは、PROの機能に加え、メールアドレスの付け替え機能など自治体や官公庁での利用を想定した機能を搭載する。自治体LANと総合行政ネットワーク(LGWAN)サービスとを結ぶゲートウェイサーバーの構築および管理を容易にするとしている。価格は、1年間のサポートが付いて、15万2250円。

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