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東北地方太平洋沖地震&計画停電のまとめ 第39回

日本マイクロソフトと日本デジタルオフィス

被災時連絡用ケータイ&スマホアプリ「J!ResQ」を無償提供

2011年03月18日 11時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 3月18日、日本マイクロソフトと日本デジタルオフィスは、携帯電話およびスマートフォン向けの被災時緊急連絡用アプリ「J!ResQ」を開発。同日より無償提供すると発表した。

被災時緊急連絡用アプリ「J!ResQ」の全体イメージ

 J!ResQは、携帯電話やスマートフォンを利用して、自身の位置情報と音声を、あらかじめ登録したメールアドレス(最大5つの送信先)に自動送信できるアプリ。これにより被災者は、自身の無事を音声や位置情報付きで家族や友人に知らせられるとしている。

 メールには、発信者の位置情報(緯度経度)と10秒間の音声(スマートフォンの場合)が添付され、地図アプリ(Bing Maps およびGoogleマップ)と連携し、メールの受信者は発信者の位置を把握できる。

 また、J!ResQで被災者が送信した位置情報と音声のデータは、クラウドプラットフォームWindows Azure Platformに自動的に蓄積されるため、メール送信先に入っていない人でも、発信者のメールアドレスで検索することで知人の消息を確認できる。

 利用方法は、スマートフォンはAndroidマーケットまたはAPP Storeから「J!ResQ」で検索してアプリをダウンロード。携帯電話は、下記のWebサイトにアクセスして利用する。
■URL:http://j-resqm.digital-office.co.jp/


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