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Sandy Bridge復活! 旬なPCケースを使って新型PCを自作

2011年03月19日 17時30分更新

文● 富田 忠雄

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今回の大規模災害で亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された方やそのご家族の方々に心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復旧と復興を祈念いたします。

 「そろそろ、Sandy Bridgeでニューマシンを自作しようかな」と思ったところで、Intel“6シリーズ”チップセット搭載マザーボードが販売中止になってしまった。
 お預け状態になった人たちに待望となる、不具合を修正した“B3ステッピング”のマザーボードが、ASRock、BIOSTAR、GIGABYTE、MSI(3月18日現在)からようやく発売され始めた。全メーカー、全ラインアップが出揃うまでには至っていないが、第2世代Core iシリーズを使った自作が可能になっている。

販売中止となったIntel6シリーズチップセット搭載マザーボード。その不具合を修正した“B3ステッピング”のマザーボードがようやく発売開始

 かくいう筆者も、マザーボードの再販を待っていたうちのひとりだ。次期ホームサーバーOSの「Windows Home Server 2011」構築用のマザーボードは、早々にゲットしてあったのだが、メインマシン用の「P67」搭載マザーボードは購入していなかったのだ。おかげで、第2世代Core iシリーズの発売初日に購入しておいた「Core i7-2600K」が、部屋の隅でホコリを被る状態に……。
 そんなこんなで、Sandy Bridge搭載メインマシンを自作するために秋葉原に出向いたのだが、いつの間にか、フロントUSB3.0ポートやクレードルタイプのホットスワップベイ、2.5インチ専用ベイ、CPUクーラーメンテナンス用カットアウト、水冷チューブ用ホールなど、魅力的な機能を搭載するPCケースが、店頭にズラリと並んでいた。
 PCケースは手持ちのものをそのまま使う予定だったのだが、我慢できずに最新のPCケースを購入することに決定。予定外の出費はASCII.jp編集部にお願いして、PCケースの記事を書くことで補填することにした。
 というわけで、筆者が独断で選考した2011年前半Sandy Bridge自作にオススメの“長く使えるPCケース”を紹介しよう。

秋葉原のパーツショップには、フロントUSB3.0ポートやクレードルタイプのホットスワップベイ、2.5インチ専用ベイなど、魅力的な機能を搭載するPCケースがズラリと並んでいる

 秋葉原の各ショップを廻ると、続々と心惹かれるPCケースたちと巡り会えた。そんな心惹かれるPCケースの中から選んだのは、ENERMAX製ミドルタワーPCケースの「HOPLITE ECA3222」だ。
 実売価格1万3000円前後という手ごろな価格でありながら、2.5/3.5インチの両方に対応するクレードルタイプのホットスワップベイ、フロントUSB3.0ポート、CPUクーラーメンテナンス用カットアウト、水冷チューブ用ホール、ケーブル裏配線など、PCケースの旬な機能をほとんど網羅するコストパフォーマンス抜群の1台になっている。

ENERMAX製ミドルタワーケース「HOPLITE ECA3222」。サイズは200(W)×493(D)×490(H)mm。素材は0.6mmおよび0.8mm厚のスチール

大きめのCPUクーラーメンテナンス用カットアウトや2.5インチSSD/HDD専用ベイ、PCケース裏配線用ホールなどを装備。電源ユニット(別売)は、底部に配置するタイプになる

フロントはメッシュ加工が施されており、LED搭載のENERMAX製「T.B.VEGAS DUO」シリーズの12cm角ファン装備し、ファン回転数調節ノブとLED発光パターン切替スイッチも備える

リアには排気用12cm角ファンを装備。水冷チューブ用ホールに加えて、上部にはフロントUSB3.0のケーブルを外に出すためのホールもある

(次ページへ続く)

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