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東北地方太平洋沖地震&計画停電のまとめ 第36回

無償提供期間は3月15日から4月30日まで

アカマイ、アクセス集中によるサーバー停止の回避策を提供

2011年03月17日 17時30分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 3月17日、アカマイ・テクノロジーズは、東北地方太平洋沖地震に関する情報提供という観点から、極めて公共性の高い団体・組織に対して、緊急復旧支援施策を実施している。

公共性の高い団体・組織に対して、緊急復旧支援施策を実施

 同社によると、公共性の高い団体・組織に対してアカマイのCDN(コンテンツデリバリーサービス)を提供することで、情報提供を実施するホームページへのアクセス集中によるサーバー停止などのリスクを回避し、安定的なサーバー運用が可能となっているという。

 対象は、公共性の高い緊急情報提供を必要とする団体・組織や、同地震によって通信/ネットワーク被害にあった企業・団体(個人は含まない)。

 緊急復旧支援施策の概要は、配信ホストにアカマイのホストを利用(特設サイト、動画配信、ファイルのダウンロードなどの利用目的、DNS CNAMEレコードを利用することにより任意のホスト名の利用が可能)。オリジンサーバーはアカマイのストレージを利用(ファイルは静的であること、ウェブアプリケーションの稼動は不可)。キャッシュの有効時間は一律10分(10分ごとの更新)。無償提供期間は3月15日から4月30日まで。

 利用を希望する企業や自治体、団体は、下記窓口まで企業・組織名、連絡先、メールアドレス、被害状況等を明記の上連絡してほしいとのこと。
 メールアドレス:relief@akamai.com


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