千趣会は3月15日、同社グループの東北地方太平洋沖地震の被害状況と、3000万円を寄付したことを発表した。
同社によると、子会社である千趣ロジスコの栃木県鹿沼市にある商品センターと、千趣会コールセンターの千葉センターにおいて、建物の損傷の被害が発生。しかし、2社の被害は軽微で、現時点では発送業務および受注業務における影響はないという。
また、子会社でブライダル事業を行うディアーズ・ブレインの東北地方と関東地方の各ゲストハウスでも、建物の損傷が発生。近日中の結婚式および披露パーティは、関係者と協議の上、実行の可否を検討する。
同社とグループ会社における、注文商品とカタログの発送については、震災の影響により北海道、東北6県、茨城県で集配ができない状況にあり、電力会社による計画停電実施に伴い影響が出る可能性もあると発表した。
さらに、同社では被災地への義援金として、千趣会から義援金3000万円の寄付を決定したほか、従業員から寄付金や支援物資の寄付、ベルメゾン会員を対象としたチャリティ募金の実施も検討している。