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医薬品のネット販売、行政刷新会議で規制見直しを議論

2011年03月08日 09時58分更新

記事提供:通販通信

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 政府の行政刷新会議は3月6日、国の規制や問題点を検証する行政刷新会議にて、取扱が一般医薬品の第3類に限られているネット通販の規制について、見直しが議論された。

 議論の結果、安全性を確保する具体的な要件の設定を前提に、第三類医薬品以外についても薬局・薬店による郵便等販売の可能性を検討するという、解禁の可能性を匂わす結果となった。

 また、留意点として「検討の結論が得られるまでの間、経過措置を延長し、第一類から第三類のリスク区分についても、不断の見直しを行う」とし、慎重な姿勢を貫いた。

 医薬品のネット販売は、2009年6月に施行された改正薬事法により、一般用医薬品の通信販売が一部の例外を除き全面的に禁止された。これに対し、eビジネス推進連合会や日本オンラインドラッグ協会らが反発。2月23日には、一般用医薬品の通信販売の再開を求める要望書を長妻昭厚生労働大臣らに提出している。

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