プレミアム版や一太郎も魅力的
ATOK 2011にはいくつかの製品バリエーションが用意されている。中でも「ATOK 2011 for Windows プレミアム」は、通常版のダウンロード製品が1万500円、AAA優待版のダウンロード製品でも8400円と少々高い製品だ。しかしこの製品には、ATOKから使える「ジーニアス英和/和英辞典 for ATOK」や「三省堂 スーパー大辞林・敬語のお辞典 for ATOK」、「会社四季報 企業名変換辞書 for ATOK」が同梱されている。敬語が怪しい人や金融関係のビジネスユーザーなら、心強い味方になるだろう。
![]() | プレミアム版は多彩な辞書を搭載している。入力した文字の用法が正しいかを調べるのに便利 |
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プレミアムにはほかにも、さまざまな機能が含まれている。「8ヵ国語Web翻訳変換 for ATOK」は英語や中国語、韓国語にフランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語に対応する翻訳機能である。文章を入力しながら、翻訳できるのが特徴だ。筆者が気に入っているのが「ATOKダイレクト for Excel」。Microsoft Excelのワークシートにキーワードと入力するフレーズを書いておくと、変換候補として読み込んでくれるプラグインだ。改行を含めた長文を登録できるので、メールや連載のフォーマットなどを一瞬で入力できるのがうれしい。
最近ではスマートフォンでも、ATOKが活躍の場を広げている。まずAndroid向けには、2011年2月に「ATOK for Android」の無料トライアル版が公開されたのだ。iPhone/iPadはiOSが日本語入力システムを変更できないので、単体アプリの「ATOK Pad」や「Tweet ATOK」としてリリースされている。
今のところスマートフォン用ATOKは、ATOK Syncなどでパソコンと同期するような機能はないが、ぜひ対応して欲しいところだ。いつかAndroidの正式版が公開され、iOSで日本語入力システムを選べるようになれば、ATOKはさらなる広がりを見せる可能性も高いだろう。
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一太郎2011 創 プレミアム アカデミック版ジャストシステム
筆者紹介─柳谷智宣
1972年生まれ。ネットブックからワークステーションまで、日々ありとあらゆる新製品を扱っているITライター。日経パソコンオンラインで「ビジネスパソコンテストルーム」、週刊SPA!で「デジペディア」を連載するほか、パソコンやIT関連の特集や連載、単行本を多数手がける。近著に「仕事が3倍速くなるケータイ電話秒速スゴ技」(講談社)、「PDFビジネス徹底活用技」(技術評論社)、「Linkedln人脈活用術」(東洋経済新報社、共著)。
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