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ビジネス向けクラウドサービス「インダストリア」

日本ラッド、月額390円固定の企業向けクラウドサービス

2011年03月03日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 3月2日、日本ラッドは、ホスティングサービス「SaaSes」においてリソース可変型のクラウドサービス「インダストリア」の提供を3月3日より開始すると発表した。

クラウド用分散型ストレージの仕組み

クラウド用分散型ストレージの実装イメージ

 インダストリアは、ビジネス用途向けの信頼性を重視したクラウドサービス。独自開発のクラウドストレージシステムを採用し、同様の海外製クラウドストレージシステムの約10分の1の低価格でRADD6(Z-RAID)および分散化ストレージマネージメントシステムを実現しているという。また、本サービスと同様の海外有名IaaSの約2分の1以下の価格、国内サービスと比べると40分の1程度の高いコストパフォーマンスを誇るとのこと。

 今回提供を開始するのは、もっとも低価格のサービスとなる「standerdプラン」。これ以外のプランは順次追加される予定。

 サーバーのおもな仕様は、OSがCentOS 5.5の64ビット版(随時Ubuntu、Debian、redhat、Windows Server 2003/2008を追加予定)、基本ディスク容量は35GB(追加は100GB単位で1500円からの有償オプション)。ネットワーク転送制限はなく、転送料は無料。無料オプションとしてグローバルIPアドレス、Webmin、MySQL、ドメイン名登録、DNS管理、24時間365日有人監視などを提供する。

 また、本サービスは24時間365日いつでも利用したいタイミングで利用開始でき、最短5分以内での提供が可能という。価格は1CPUと512MBメモリ、HDD容量35GBというStandardプランのsmallの基本構成で月額390円。そのほかの価格は下表の通り。

基本メニュー
プラン スペック 価格(税込)
Standard Small CPU:1V、メモリ:512MB 月額390円
Medium CPU:1V、メモリ:2GB 月額2500円
Large CPU:2V、メモリ:4GB 月額4500円

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