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高島屋、NECのECクラウドサービス導入

2011年02月22日 09時34分更新

記事提供:通販通信

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 高島屋は2月21日、同社が運営する複数ECサイトのシステムに、NECのECクラウドサービス「NeoSarf/EC」を導入してプライベートクラウドに刷新、システム運用費を50%削減したと発表した。

 「NeoSarf/EC」は、商品情報表示・商品検索などの“フロント機能”、商品管理・注文/受注管理・コンテンツ管理・顧客管理などの“バックオフィス機能”、ログ管理・アクセス権限管理などの“共通機能”といったECシステムの基本機能に加え、コンテンツ登録・管理などの付帯機能をクラウドサービスで提供するもの。

 高島屋はこれまで、オンラインストア・通販・ファッションモールの3つのECサイトのシステムを個々に構築していたため、運用の効率化が課題となっていた。

 NECのECクラウドサービスの導入で、3サイトの“商品管理”“注文管理”“会員管理”といった共通の機能を統合し運用することで、大幅なコスト削減を実現した。また、1つのEC基盤上で運用されるので、これまでサイトごとに購入が必要だった商品の同時購入を実現。商品の購入後に各サイトの業務管理システムに振り分けるこの仕組みは、百貨店業界で初めてという。

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