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T教授の「戦略的衝動買い」 第136回

iPhone/iPadと連動できるデジタルペンを衝動買い!

2011年02月10日 22時00分更新

文● T教授

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 MVPenをiPadと一緒に効果的に使用するには、App StoreからiPenNote(無料)をダウンロードして導入する必要がある。

まずは、APP Storeから無料の「iPenNote」をダウンロードしてiPadに導入する

iPenNote
作者 Digital Pen 価格無料
ファイル容量1.0MB カテゴリ写真
対応デバイスiPhone、iPod touch
およびiPad互換
対応OSiOS 3.0以降

 iPenNoteは、iPadとユニットを接続した際に利用する。起動画面は、2種類のアイコンが表示されているというシンプルなものだ。画面下部左側にある筆のようなアイコンの「Edit」がお絵かき機能、右側にある電球アイコンの「iNote」が、ユニット内の蓄積データをiPadに送り込むための機能だ。

「iPenNote」の起動画面。左側の「Edit」がお絵かき機能、右側の「iNote」がパソコンおよびiPhone/iPadへのアップロード機能

 Edit機能では、新規に絵を描き始めたり、iPadに収納されている写真データに文字や絵を描き加えたりできる。完成させた絵は、PDFデータとしてメールに添付して送信することが可能だ。

iPadに読み込んだ写真画像に文字や画像を追記することもできる

専用デジタルペンを紙の表面に近づけると、iPadの画面上に丸いマーク(現在のペン先位置)が表示されるので、書き出しポイントが不明で戸惑うことはない。ファミリーユースのお絵かきソフトとしても活用できるだろう

書き上げた絵は、3GおよびWi-Fi環境があれば、即メールできる

MVPenで描いた絵を自分宛に送ってみた

 また、iNote機能でユニット内のデータをiPadに送り込むと、いったん写真データとして収納される。もちろん、Edit機能でこれらデータに加筆したり、カラーペンで上書きしたりなども自在に行なえる。

iNote機能を選ぶと、専用ケーブルで接続されたユニットから筆記軌跡データが吸い上げられる

データ送信の進捗は、ページごとに何パーセント進んでいるかという形式で表示される

終了すると、データはiPadの「アルバム」に蓄積される

iPadに送り込んだ状態のメモ画像(写真左)と、実際のメモ帳の手書きデータ(写真右)

Edit機能を使って、追記や強調などの加工が可能

電子メールに添付することも問題なくできる

 MVPenは、オン・ザ・ウェイでの用途が多いiPhone/iPod touch/iPadと組み合わせることで、より活躍の場が広がるだろう。先日、発表されたMetaMoJiの手書き入力アプリ「7notes」(関連記事)や、すでにクラウドの市民権を得たパーソナルクラウド「Evernote」などとのコンビネーションが行なえれば、できそうでできなかったデジタルとアナログの融合の一端をすぐに体験できるようになるだろう。

 近く発売されるMVPenのBluetooth対応版、Android OS対応版にいやがおうでも興味が湧いてくる。筆者の衝動買いはまだまだ止まりそうにない。

現在、iPadへのデータ送信はケーブル接続が必須だが、次期モデルではBluetoothになる予定だ


T教授

今回の衝動買い

アイテム:MVPenテクノロジーズ「MVPen EN301i iOS対応バージョン
価格:1万800円(「秋葉原モバイル」にて購入)

T教授

 日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。

■Amazon.co.jpで購入

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