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インテル アンチセフト・テクノロジーのPCロックを携帯のSMSで有効化!

ドコモとシマンテック、ノートPCの情報漏えい対策でタッグ

2011年02月14日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 2月10日、NTTドコモとシマンテックは、ノートPC向けの情報漏えい対策ソリューションを共同で開発することで合意したと発表した。2011年度第2四半期のドコモによる情報漏洩対策ソリューションの提供開始を目指し、開発を進めていくという。

 これは、インテルがノートPC用のチップセットに搭載したセキュリティ機能「アンチセフト・テクノロジー」、シマンテックが2010年4月に買収したPGPコーポレーションのディスク全体暗号化ソリューション「PGP Whole Disk Encryption with Remote Disable & Destroy」、PCに内蔵する通信モジュールを組み合わせることで実現する。ノートPC盗難・紛失時に、携帯電話のSMSメッセージを送ることで、ノートPCの起動ロック、HDD内のデータへのアクセス無効化を行なう。

 通信モジュールには、エリクソンの3G対応製品「F5521gw」を予定しており、PCの電源が入っていない状態でも、遠隔無効化は行なえる。本モジュールを搭載し、アンチセフト・テクノロジーに対応したノートPCであれば、パソコンメーカーに関わらず利用可能だという。

 また、このSMSメッセージは、ローミングにより海外へ送信することも可能なため、海外での紛失・盗難対策としても利用できるという。

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