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カメラの総合イベント「CP+ 2011」レポート 第1回

CP+で先取り!超最新カメラ&レンズ

2011年02月09日 15時48分更新

文● ASCII.jp編集部

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正午の一般参加者の開場とともになだれ込む、大勢の人たち

正午の一般参加者の開場とともになだれ込む、大勢の人たち。ちなみに明日からは午前10時開場だ

 カメラ映像機器工業会(CIPA)が主催する、カメラの総合イベント「CP+ 2011」が、横浜市みなとみらい地区のパシフィコ横浜で開幕した。会期は12日までの4日間で、入場料は10日までが1000円(Webサイトでの事前登録で入場無料になる)、11日と12日は入場無料。

 100社を超えるカメラメーカー、および関連機器メーカーが集結した本イベント。このイベントに合わせてメーカー各社がデジカメ新製品をリリースしており、発売前にそれらの製品を実際に触って試せる絶好の機会となる(関連記事に直近発表された各社のニュース記事をまとめたので、併せて参照されたい)。

 まずは会場で見かけた参考展示品など、要チェックなモノを写真で紹介する。

参考出展のカメラが目白押し

ソニーは、半透過型ミラーを採用した「トランスルーセントテクノロジー」をエントリーモデルの「α33/55」で実用化しているが、今回中級機のコンセプトモデルを参考出展。スケルトンモデルも展示している。今年発売する予定

リコー「GXR」に「ライカ M マウント」レンズを装着できるレンズユニットを参考展示

リコーは、ユニット交換型デジカメ「GXR」に、「ライカ M マウント」レンズを装着できるレンズユニットを参考展示している

日本ビクターは、同社の画像処理エンジン「FALCONBRID」を採用し、4K2K(3840×2160ドット)で撮影できるデジタルカメラ(同社では動画と静止画の“ハイブリッドカメラ”と呼称する)とビデオカメラを参考展示している。秒間60コマでの撮影が可能だ

ケンコーはシネカメラ用「Cマウント」を装着できるデジタルカメラを参考展示

ケンコーは、シネカメラ用の「Cマウント」を装着できるデジタルカメラを参考展示。Cマウントアダプターを利用することで一眼レフ用レンズの装着もできる

ニコンは本日発表の「COOLPIX P300」や「COOLPIX S8100」などを展示。実際に触れるようになっている

気になる最新レンズも発見

オリンパスは「M.ZUIKO DIGITAL」のコンセプトモデルを展示

オリンパスは、同社の「M.ZUIKO DIGITAL」レンズのコンセプトモデルを展示。マイクロフォーサーズ準拠で、同社「PEN」に装着された状態で展示されている

Schneider「KREUZNACH」レンズをPENに装着

先日、マイクロフォーサーズ規格に賛同したSchneider(シュナイダー)の「KREUZNACH」レンズを、駒村商会のPLマウントアダプターを介してPENに装着

Carl Zeissのマイクロフォーサーズ用レンズ

同じくマイクロフォーサーズ規格に賛同したCarl Zeiss(カール ツァイス)のマイクロフォーサーズ用レンズ

シグマとソニーが参考展示していた、「Eマウント」用30mm F2.8レンズ

ソニーはEマウント用の新しいレンズを7本展示。このうち、今年発売予定なのは写真手前の4本

レンズの焦点距離など詳細を公開

実は上のレンズの開発表明は昨年行なわれていたが、今回は今年発売のものについて焦点距離を公開した

タムロンは、同社独自のAF駆動方式「PZD」を採用した、ソニー(Aマウント)用の18-270mmレンズと、同じく独自の超音波モーター「USD」を採用した70-300mmレンズを参考展示。すでにニコン、キヤノン用にリリースしているもので、3月発売予定


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