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手書きのメモをすっきりデジタル化!

デジタル&アナログの新感覚文具「ショットノート」

2011年02月09日 12時00分更新

文● 林 佑樹

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メモの整理整頓も「ショットノート」にお任せ!

 ここまでは取り込みの方法とテストを中心としてきたが、ここからは取り込んだ後の管理を見ていこう。

スキャン終了直後の画面。多数のメモを取り込むときは、紙側のナンバリングで一次管理しておき、空いた時間にタイトルやタグをあらためて追加するといった使い方もできる

 まず撮影後の自動処理が終わると、編集画面が表示される。タイトルとタグ、日付、番号を入力可能だ。もっとも、日付と番号はOCRされるため、読み込みに失敗したときだけお世話になるだけなので、基本はタイトルとタグだけと考えていい。なお撮影日はiPhoneの日時が適用される。

 タグは、デフォルトでは「ショットノート」タグのみだが、前述した通り、保存時に新規追加が可能。加えてEvernoteで設定したタグのインポートにも対応している。環境にもよるが、普段からクラウド上でメモをまとめているユーザーにとっては、Evernoteとの連携はありがたいだろう。

 スキャンしたメモを「ショットノート」アプリ上でチェックする際にも、キングジムらしい配慮が随所に見られる。操作の大半は画面下に集中しており、左からカメラ起動ボタン、検索ボタン、選択・管理ボタン、ソートボタンとなっている。

作成したノートはプレビューと諸情報で確認できるため、目的のノートを見つけやすい

 検索ボタンは、保存したすべてのノート(撮影して取り込んだメモ画像)からタイトル、タグ、日付、番号、撮影日などの条件を設けて絞り込めるタイプ。画面上半分が検索設定で、下半分が絞り込み結果となっているので、該当ノートを探しやすい。

検索画面。タイトルやタグだけでなく、撮影日時でも検索できる

 選択・管理ボタンは、ノートの削除やエクスポートに使用する。検索ボタンからもアクセス可能なので、検索であぶり出したノートをまとめて送信といったことも可能だ。エクスポート先はEvernote、メール、カメラロールの3種類。

選択・管理画面。Evernoteへのエクスポートや削除が可能だ

 ソートボタンは画面をタップするごとに条件が変更される。順に「撮影日 新しい順」「撮影 日古い順」「タイトル 昇順」「タイトル 降順」「日付 新しい順」「日付 古い順」「番号 昇順」「番号 降順」と変化していく。合わせてボタンアイコンも変化するので、一度チェックして覚えておくと効果的に扱えるだろう。

ソートボタンを押すと、アイコンデザインの変更とももに画面中央にソート内容が表示される

ビューワーは「シンプル イズ ベスト」

 ビューワーは、左右にフリックでノートの切り替え、ピンチイン/アウトで拡大縮小といった、iPhoneユーザーにはおなじみのアクションが中心。そのほかの機能としては、タイトルやタグの編集、明るさの変更、2階調表示、表示ノートの削除がある。

 明るさの変更は、色が薄い/濃いために見づらいメモを閲覧する際に便利なのだが、取り込み段階でだいぶ見やすく修正されるため、あまり使う機会はないと思われた。本記事作成のために各種パターンを試したが、特に必要だと感じることもなかった。

 2階調切り替えは、用途によっては光る機能だ。デジタルデータで渡すときはカラーのままでいいが、印刷してFAXで送るなどの場合は、まず「ショットノート」内で2階調にすることで、カラー部分が送信時に見づらくならないか印刷前に確認できる。また、カラーである必要がないときはファイルサイズを小さくする意味でも2階調化は有効だ。

取り込んだ状態の色付きノートボタンひとつで2階調化できる

iPhoneアプリのみでも十分便利 2つ揃えれば鬼に金棒だ!

 丸一日、あれやこれやと「ショットノート」を酷使していたわけだが、途中でふと、『「ショットノート」アプリだけでも管理機能が豊富だし、Evernoteにもエクスポートできるなら、「ショットノート」で作成したメモ以外もアプリに取り込んで管理できるのでは?』とも思った。

 その理由は、ここまで使い勝手のいい写真メモアプリに出会ったことがなかったからだ。今まで、筆者がメモ画像を管理する際の手順は、“カメラで撮影してカメラロールからメールで送信、その後Evernoteへ”というものだった。

 この方法は素早く確認できないことがネックだったが、そこにちょうど現われたのが、管理にも優れる「ショットノート」というわけだ。特に、“Evernoteのフロントエンド”的な扱いができるところに魅力を感じている。

パンフレットなど、ショットノート以外のモノを撮影すると警告は出るが、そのまま保存可能だ取り込んだあとは、「ショットノート」メモ帳の画像と同様に管理可能

 もちろん、メモ帳からの取り込みの手軽さ、後々の見やすさを考えると「ショットノート」メモ帳も必須。ただ、やろうと思えばパンフレットや風景、人物メモまでこなせるポテンシャルを秘めている。

 本来の用途と、用途外用途の連携で、今まで以上にiPhoneでの資料管理が楽になると感じている。効率良くメモをデジタル化したい人、メモ魔的に毎日メモしまくる人は、本製品をぜひチェックしてもらいたい。

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