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米iPad保有者、電子新聞・雑誌に期待

2011年02月04日 09時31分更新

記事提供:通販通信

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 電通総研は2月2日、タブレット端末の利用実態を、アップル社のiPad保有者を対象として米国で調査し、その結果を発表した。

 調査結果によると、米国のiPad保有者には、端末をほぼ毎日利用する習慣が定着しており、1日の平均利用時間も1時間を超えることが分かった。「端末の利用目的」で最も多いのはウェブの閲覧、eメールなど、パソコン上での使い方とさほど変わらない。

 また、iPad保有者の3割が、電子書籍端末も保有。電子書籍端末併用者が電子書籍を読む時間は、iPad経由と電子書籍端末経由とで拮抗している。この結果から、「電子書籍端末併用者のタブレット端末への期待は、電子書籍から、電子新聞や電子雑誌へと広がっている」とした。

 「電子書籍・電子雑誌の購読数」は、回答者の8割が、1カ月に1冊以上の電子書籍を購読し、全体の平均購読冊数は3冊以上と回答。6割以上が1誌以上の電子雑誌をiPadで購読しており平均購読誌数は2.7誌となった。

 「電子雑誌や電子新聞」については、若年利用者を中心に新しい読者を獲得しており、出版・新聞業界にとって期待が持てるとした。

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