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アニメファンならぜひ行きたい!聖地巡礼ツアー ― 第11回

1日でどれだけ回れるか!? 関東の聖地を電車で限界巡礼

2011年02月02日 20時00分更新

文● 小野坂 怜

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回る聖地は倍にして
お金は控えめに

 2011年最初の3連休である1月8~10日。成人の日を含む休みのため、町には和服を着た新成人を多く見かけたであろう。そんな連休の最終日である10日の早朝に、筆者は秋葉原駅にいた。なぜならば、概ね好評を得た「聖地巡礼弾丸ツアー」の第2弾を実践するためである。

これが今回の予定表だ。話題性のある作品や、筆者が訪れてみたい聖地など、全部で15ヵ所を目指す

 上記で「概ね好評」と記しているが、理由がある。それは「経費」だ。前回はETC割引を使い、少しでも出費を抑えようと努力したものの、総額5万円オーバーとなってしまった。生々しい話になるが、実はこの金額は1つの企画で使うにはかなりの高額。そのため、編集部的には諸手を挙げて歓迎できる結果ではなかった。それに、読者の皆さんも、趣味で巡る弾丸旅行に5万円もかけるのはちょっとためらうのでは?
 そこで今回は、前回より近場で、より安価に聖地巡礼をするという企画である。聖地が混在する関東圏をターゲットにし、移動は1日乗車券を購入した電車にすることで、編集部も筆者も笑顔になれるわけだ。

こちらが今回購入した1日乗車券。JRの「ホリデーパス」は、土日・祝日と大型連休などしか使えないがカバーするエリアが広いのが特徴だ。地下鉄は、「東京メトロ・都営線共通一日乗車券」を使えば、その名の通り東京メトロと都営線の両方を乗り降りできる。前者が2300円、後者は1000円

スタート地点&第1ポイント:秋葉原駅(6時00分)

 さて、前回はスタート&ゴール地点の役割しか果たさなかった秋葉原駅だが、今回は最初の巡礼地として登場である。秋葉原が舞台となる作品は、今春には待望のアニメ化が控えている「Steins;Gate」(ニトロプラス、5pb.)だ。ご存じの通り、本作はXbox 360とWindows用のゲームタイトルで、コミックと小説も発売されている。ちなみに、コミック版は我らが萌えOSのイラストを手がけている水田ケンジ氏がコミカライズしているので、ぜひ読んでみてほしい。秋葉原が舞台の作品だけあって、アニメ版の背景でも登場することは想像に難くない。そのため、今回は先取りして巡礼した。

きっかり朝6時からツアーはスタートだ祝日とはいえ、早朝のため人通りは数えるほど
秋葉原UDXのオーロラビジョン。厳しい冷え込みに加え、吹き抜けるビル風の中での撮影は凍えそうなほど寒かった作中に出てくるメイド喫茶「メイクイーン+ニャン×2」のモデルは、「Cafe Mai:lish」。建物だけでなく、ロゴもそっくり!
人工衛星?が墜落したのは、こちらのラジオ会館の屋上。老朽化のため、今年の夏を目処に建て替えが予定されているので、早いうちに巡礼した方が良いだろう少しずつ夜も明けてきたが、まだまだ人通りどころか車の通りも少ない

第2ポイント:御茶ノ水駅(6時50分)

 秋葉原から1駅隣にある御茶ノ水駅から巡礼する作品は、「かなめも」だ。「風新新聞」の新聞専売所が舞台となる本作品では、新聞配達をするシーンが描かれている。
 その配達区域となっているのがこの御茶ノ水界隈で、背景として多くのポイントが存在する。

7時近くにもなれば、夜もかなり明けてきた。看板で案内されている「ニコライ堂」や「湯島聖堂」なども、今回は回れなかったが、作中で配達先や背景として登場する第1話から途方にくれた主人公の“かな”が考え込む公園が「お茶ノ水公園」。駅から5分ほどの距離にある
劇中では2つあった遊具は、現在1つに減っていた。見るからに古そうだし、老朽化のためか?右奥の曲がり角で、作中で配達途中の“ゆめ”と公園から出てきた“かな”がぶつかることで、“かな”が「風新新聞専売所」へ行くきっかけとなる
神田明神は、“はるか”の配達ルートに登場こちらは、“ひなた”の配達ルートにある「駿台予備校 2号館」だ

第3ポイント:神保町(7時26分)

 ライトノベルがOVAシリーズで映像化され、後に続編がテレビシリーズにもなった「R.O.D -Read or Die-」の舞台は神保町だ。神保町といえば、日本有数の書店街を誇る街。自宅ビルを埋め尽くすほどのビブリオマニアな主人公の読子・リードマンが住むには最高の環境といえる。

神保町で最初に回ろうと予定していた三省堂書店が、御茶ノ水側だったため、御茶ノ水~神保町間は徒歩で移動した靖国通り側ではない「三省堂書店」の入り口。劇中では、本を大量に購入した読子にお辞儀する大勢の店員とともに登場
これまた読子が本を大量に買う書店の1つ「神田古書センター」のエレベーターから、会員制の本屋「トトブックス」に行くシーンで登場。実際のエレベーターは地下には行けないのであしからず

第4ポイント:錦糸町駅(8時25分)

 神保町からは東京メトロ半蔵門線を使い、錦糸町まで移動。この錦糸町が舞台の作品は、OVAやテレビシリーズ、劇場版に加え、TVドラマも制作された「逮捕しちゃうぞ」だ。
 特に劇場版となる「逮捕しちゃうぞ the MOVIE」では、錦糸町駅前や墨田区にかかる橋などが背景として、またストーリーのキーワードとしても数多く登場していた。
 錦糸町に到着したのが、8時30分ごろ。この時間ともなると電車内や駅前には大勢の人がおり、撮影にも一苦労した。

東京メトロ半蔵門線の1番出口。交番の後ろに出てこられる錦糸町駅前交差点にかかる歩道橋の青看板。劇中ではこの信号が故障するところから、ストーリーが動き出す
信号が故障した際に、臨時でトゥデイ(ミニパト)を停車させる場所が、この交番の前だ主人公たちが勤める警察署のモデルが「都立墨東病院」。「the MOVIE」内では、墨東署の場所を地図で示すシーンがあるのだが、その際に墨東病院がある場所を指している
建設途中の「東京スカイツリー」が、駅前の歩道橋から覗ける

(次ページへ続く)

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