ソニーから、クラブの音場再現を意識したヘッドフォン3種類が発表された。発売日はいずれも2月10日。
オーバーイヤータイプの「MDR-XB1000」(希望小売価格は3万975円)は、業界最大という直径70mmのドライバーユニットを搭載。また振動板を改良して低域の再生音質を向上させており、超低帯域(2Hz~)の音の再生にも対応している。
記事掲載当初、再生可能帯域の数値に誤りがありました。お詫びして訂正いたします(2011年1月26日)
さらに、装着時には低反発ウレタンを合成皮で包んだ「キングサイズイヤークッション」で耳を覆うことで密閉度を高め、ドライバーの振動が鼓膜に伝わりやすくしている。
インナーイヤータイプの「MDR-XB41EX」(希望小売価格は6195円)は、イヤピースの内側に低反発ウレタンを詰め込んだ「ノイズアイソレーションイヤーピース」により、耳の内側との密閉感をアップ。
またイヤピースの内側は硬め、外側(耳の内側が当たる部分)は柔らかめのシリコン素材を採用することで、ソフトな付け心地ながら、音漏れや音質の劣化を極力防いでいる。ドライバーユニットは13.5mmとなる。
同じくインナーイヤータイプの「MDR-XB21EX」(希望小売価格は3675円)は、ノイズアイソレーションイヤーピース構造などは採用していないが、耳の奥まで装着できる形状により、密閉感を高めている。ドライバーユニットは9mmとなる。
また、同社は音質を重視したPC用のヘッドセットも同時に発表した。こちらもすべて2月10日の発売となる。
「DR-ZX102USB」(予想実売価格4500円前後)は30mmのドライバーユニットを搭載するオーバーイヤー型ヘッドセット。PCとはUSBで接続できるほか、アナログ音声入力端子も搭載。USB音声とアナログ入力の音声を切り替えて使用できる。
「DR-EX13DPV」(予想実売価格2000円前後)はインナーイヤー型ヘッドセットで、9mmのドライバーユニットを搭載。6色のカラーラインナップを用意する。