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シマンテック独自のベクトル機械学習機能により貴重な情報を検出

学習型のコンテンツ識別機能を導入したSymantec DLP 11

2011年01月26日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 1月25日、シマンテックは、情報漏えい対策ソフト「Symantec Data Loss Prevention 11」(以下、Symantec DLP)を発表。2011年前半より提供開始する。従来のフィンガープリントとキーワードベースのドキュメント識別に加え、新たにVector Machine Learning(ベクトル機械学習)機能を搭載する。

情報漏えい対策ソフト「Symantec Data Loss Prevention 11」を発表

 Vector Machine Learningとは、見つけ出すのが難しい知的財産を簡単に検出できるように設計された技術。サンプルのドキュメントの学習により、機密データと非機密データの差異を高い精度で検出するという。ただ、同機能の日本語対応は今後検討予定となっている。

 さらに、Symantec DLPでは、データの所有者を特定する「Data Insight」の新しい拡張機能やエンドポイントでのセキュリティ対策の強化により、情報漏えい対策プロセスの効率と効果が向上するという。また、強固なデータセキュリティ態勢を維持しつつ、さまざまなアプリケーションやストレージデバイスを使用できる柔軟性を組織にもたらすように設計された機能を含め、エンドポイントの拡張機能がいくつか実装される予定。価格は、1000ユーザーの場合、初年度1ユーザーあたり3万8200円(税抜)。

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