1月17日、NECはプライベートクラウド構築運用サービス「RIACUBE-V」の提供を発表した。4月より順次導入し、世界主要地域に展開していく。
RIACUBE-Vは、同社が推進する「クラウド指向データセンター(CODC:Cloud Oriented Data Center)」を利用するもの。CODCにリソースプールされたサーバーやストレージ、ネットワーク環境などと仮想化技術とを組み合わせることで、リソースを自動で切り出し、短期間で高信頼なプライベートクラウドサービス(IaaS、PaaS)を提供することが可能だという。
サービスメニューは、コアとメモリの組み合わせが異なる仮想サーバーのリソースを6種類用意。ここに、OSやストレージ、ファイアウォールを組み合わせるシンプルな構成となっている。リソースは増減が可能で、ネットワークやバックアップ、運用オプションなども選択可能だ。
運用管理については、業種ノウハウの豊富なSEがサポートする。これにより、ITの専門体制を持たない企業でも、得意とする分野でさまざまなクラウド対応サービスを提供できるという。