ドコモ版との共通点が多い「REGZA Phone」
auでも人気が出そうな一台だ
一方の「REGZA Phone IS04」は、ブランド名からもわかるようにドコモからすでに発売されている「REGZA Phone T-01C」のau版(といっても、発表自体はIS04の方が先だったのだが)。
防水、FeliCa、ワンセグ、1200万画素カメラ、ATOKなど、主な機能はドコモ版と共通で、実際の操作感についてもほぼ共通だ。ただし背面のデザインは若干異なっているほか、筐体色もドコモ版でインパクトがあった「Mellow Bordeaux」のようなカラーはなく、シンプルにブラックとホワイトの2色だ。
IS05やIS03に対しての優位点は、下り最大9.2Mbps/上り最大5.5Mbpsの「WIN HIGH SPEED」に対応している点が挙げられる。ホーム画面はメーカー独自の「NX!UI」と、Android auで共通のOcean Observations製UIを選択できる。
iidaの新機種「G11」は高級感をうまく演出
従来型ケータイの展示もあったが、今回注目したのはiida「G11」。iida初号機である「G9」の後継機にあたり、岩崎一郎氏によるデザインもG9と同様。スライド型端末でありながら、高級感の演出はさすが感じさせるもので、ディスプレー部側面のステンレスフレームや透明感の高いガラスは特に印象的である。
操作面ではキー部をスライドしなくとも、十字キーと決定キー代わりになるタッチセンサーと、電話の受話と終話が可能なハードキーで基本的な操作ができる点に特徴を持つ。プラットフォームも最新のKCP 3.0を採用しており、どんな操作をしても軽快なレスポンスである。多忙なビジネスマンに似合いそうだ。