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Lenovo Ideaシリーズ大研究 第49回

AMD Athlon II X2でコストパフォーマンスを追求

Lenovo G565(1)──高性能と低価格を誇る大画面ノート

2011年02月02日 12時00分更新

文● エースラッシュ

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充実のインターフェース構成

 インターフェース類も必要十分なものが揃えられている。外部ディスプレーの接続を実現してくれるアナログRGB出力端子、ヘッドホンやマイクを接続するオーディオ端子、有線LAN端子と一般的なものが揃っている。USB端子はUSB 2.0対応のものが3つ用意されている。カードリーダーはSDメモリーカード、マルチメディアカード、メモリースティック/Pro、xDメモリーカードに対応した5in1タイプだ。

本体手前側には、無線LAN機能の切り替えスイッチ、メモリーカードスロットが配置されている

本体右側面にはオーディオ端子、光学式ドライブ、USB 2.0端子×1を配置

本体左側面には、USB 2.0端子×2、アナログRGB出力端子、LAN端子が配置されている

 USB 3.0端子やeSATA端子を搭載したマシンも少しずつ増えてきているが、これらは現時点での必須装備ではない。「あれば将来的に便利だろう」「長く活躍してくれるはずだ」という先を見据えた装備だ。有線LANがGigabit Ethernetに対応していないのも、割り切った選択だろう。

 シンプルに暮らすコツを示した言葉に「あったら便利は、なくても平気」というようなものがある。「Lenovo G565」はそんな言葉を思い出させてくれる1台である。

Lenovo G565のここに注目

 ディスプレーはグレアタイプだが、本体の表面加工は基本的にマットな質感となっている。レノボの企業向けラインである「ThinkPad」シリーズにも似たデザインで、指紋や擦り傷が目立ちにくい。一見地味な印象を受けるが、実際に利用する時には重宝する。

 ポインティングデバイスにはトラックポイントではなく、タッチパッドのみが搭載されている。他社のノートパソコンからの乗り換えも容易だ。価格的にも、初めてレノボパソコンを使ってみようというユーザーにとって手が出しやすいモデルとなっている。

 大きな特徴はテンキーつきのフルサイズキーボードと15.6型ワイド液晶の搭載だ。この2点が使い勝手を大きく向上させていることと、その性能に対するコストメリットが注目ポイントだろう。

※レーダーチャートは、Windowsエクスペリエンスインデックスの結果および、競合機種の原稿執筆時点での平均スペックなどを基準に編集部で独自に作成したものです。製品の特徴をつかむためにご活用ください。

Lenovo G565 (438595J)の主な仕様
CPU Athlon II X2 デュアルコア・プロセッサー P360(2.3GHz)
チップセット AMD RS880M
メインメモリー(最大) 2GB (8GB)
メモリースロット(空き) 2(1)/PC3-8500 DDR3 SDRAM
HDD容量 250GB(2.5インチ、回転速度5400rpm)
光学式ドライブ DVDスーパーマルチドライブ(トレイ式/DVD±R/DVD±RW/DVD±R DL/DVD-RAM/CD-R/CD-RWの読み書きに対応)
ビデオチップ チップセット内蔵(ATI Mobility Radeon HD 4270)
ビデオメモリー 最大3GB(メインメモリーと共有)
ディスプレー 15.6型ワイド HD液晶(LEDバックライト、光沢)
解像度 1366×768ドット
通信機能 10BASE-T/100BASE-TX、無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)
インターフェース USB 2.0×2、eSATA/USBコンボほか
カードスロット 5in1メディア・カード・リーダー
本体サイズ 幅376.8×奥行き315×高さ17.3~34.9mm
重量 約2.6kg
OS Windows 7 Home Premium 64bit 正規版
Officeソフト
保証期間 1年間
価格 オープンプライス

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