社団法人日本通信販売協会は1月6日、協会の理事社・監事社を中心とする会員企業計133社を対象とした、2010年11月度の売上高調査を発表した。
11月度の総売上高は1407億3600万円となった。伸び率を前年同月比でみると2．5％増と、今年度調査開始（2010年4月）以来、初めて月次ベースでの増加傾向がみられた。
伸び率を商品別でみると、「衣料品」は前年同月比1．8％増の362億2200万円、「家庭用品」は同7．0％増の244億円、「雑貨」は同0．7％増の518億3400万円、「食料品」は同8．8％増の211億9600万円、「通信教育・サービス」は同15．0％減の28億4600万円と、「衣料品」「家庭用品」「雑貨」「食料品」の分野で増加となった。
また、「食料品」の中でも「健康食品」は、他の分野に比べて増加傾向が目立った。なお、11月度の1社あたりの平均受注件数は、9万4959件（回答106社）。
