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Sandy Bridgeこと新Core iシリーズが登場

「Sandy Bridge」対応マザーボード一斉発売!【ASRock編】

文●増田

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 9日午前0時1分に販売が開始された「Sandy Bridge」こと、インテルの第2世代「Core i」シリーズ。このCPUの販売に合わせて、対応マザーボードが各社から発売された。
 パッケージデザインから従来のイメージを一新した印象のASRockは、「P67」搭載モデルを5製品、「H67」搭載モデルを3製品の計8製品を一気に投入してきた。
 中にはLGA1156対応モデルもラインナップするなど、ASRockらしい一面を覗かせる。

ASRock

パッケージデザインから従来のイメージを一新した印象のASRock。全体的にスッキリとしたデザインに。とはいえ、変態仕様のモデルもしっかり用意してくるあたりがなんとなく嬉しい

P67マザー5製品

「P67 Pro3」

 P67搭載モデルのローエンドモデルに位置付けられる「P67 Pro3」。必要最低限のオンボードインターフェイスながら、USB 3.0は2ポート搭載。コントローラーチップには、他ではほとんど採用例を見ないEtronTech/EJ168Aをを使っている点もポイントとなる。

「P67 Pro3」

P67搭載モデルのローエンドモデルで呼んでよさそうな「P67 Pro3」。USB 3.0は2ポート搭載。コントローラーチップにはEtronTech/EJ168Aを採用する

ASRock「P67 Pro3」
フォームファクタ ATX
チップセット P67
メモリスロット DDR3 DIMM×4(DDR3-2133/1866/1600/1333/1066、最大32GB)
グラフィック出力 N/A
PCI Express x16 1 PCI Express x4 0 PCI Express x1 3
PCI 3 IDE 0 FDD 1
Serial ATA 4 SATA 3.0 3(eSATA×1ポート含む)
サウンド機能 8ch(Realtek/ALC892)
IEEE1394 N/A
USB 3.0 2(EtronTech/EJ168A)
LAN ギガビットイーサネット(Realtek/RTL8111E)
価格 ショップ
「P67 Pro3」
¥12,980 アーク
クレバリー1号店
ドスパラ秋葉原本店
ソフマップリユース総合館

「P67 Extreme4」

「P67 Extreme4」

P67搭載モデルのスタンダードモデル「P67 Extreme4」。マルチGPUはCrossFire XとSLIを両サポート。オンボードインターフェイスにはIEEE1394や4ポートのUSB 3.0を搭載する

 P67搭載モデルのスタンダードモデルが「P67 Extreme4」だ。マルチGPUはCrossFire XとSLIを両サポート。オンボードインターフェイスにはIEEE1394や4ポートのUSB 3.0を搭載する。付属品にUSB 3.0フロントパネルが付属し、PCケースを選ばずにフロントUSB 3.0が利用できる点はポイントが高い。

ASRock「P67 Extreme4」
フォームファクタ ATX
チップセット P67
メモリスロット DDR3 DIMM×4(DDR3-2133/1866/1600/1333/1066、最大32GB)
グラフィック出力 N/A
PCI Express x16 2(x16+x0/x8+x8) PCI Express x4 1(x16形状) PCI Express x1 2
PCI 2 IDE 0 FDD 1
Serial ATA 4 SATA 3.0 4(eSATA×1ポート含む)
サウンド機能 8ch(Realtek/ALC892)
IEEE1394 2(VIA/VT6315N)
USB 3.0 4(EtronTech/EJ168A×2)
LAN ギガビットイーサネット(Realtek/RTL8111E)
その他 USB3.0フロントパネル付属
価格 ショップ
「P67 Extreme4」
¥17,980 アーク
クレバリー1号店
ドスパラ秋葉原本店
ソフマップリユース総合館

「P67 Extreme6」

「P67 Extreme6」

P67搭載モデルのハイエンドモデルとなる「P67 Extreme6」。CPUはデジタルPWM採用でV16+2フェーズ電源設計。ただしCPUクーラーの取り付けは少々難しい印象も受ける

 P67搭載モデルのハイエンドモデルとなる「P67 Extreme6」。マルチGPUは当然CrossFire XとSLIを両サポート。オンボードインターフェイスにはIEEE1394や6ポートのUSB 3.0を搭載し、デュアルギガビットイーサネットに対応する。
 SATA 3.0も標準の2ポートに加え、Marvell/88SE9120×2による4ポートが追加されている。100%日本製高品質をうたう高導電性固体コンデンサはデラックスなゴールド仕様となる。スペックの割に価格は安めと感じさせるお得な1枚となっている。

ポップ

100%日本製高品質をうたう高導電性固体コンデンサはデラックスなゴールド仕様。オンボードインターフェイスにはIEEE1394や6ポートのUSB 3.0を搭載し、デュアルギガビットイーサネットに対応する

ASRock「P67 Extreme6」
フォームファクタ ATX
チップセット P67
メモリスロット DDR3 DIMM×4(DDR3-2133/1866/1600/1333/1066、最大32GB)
グラフィック出力 N/A
PCI Express x16 2(x16+x0/x8+x8) PCI Express x4 1(x16形状) PCI Express x1 2
PCI 2 IDE 0 FDD 1
Serial ATA 4 SATA 3.0 6(eSATA×1ポート含む)
サウンド機能 8ch(Realtek/ALC892)
IEEE1394 2(VIA/VT6315N)
USB 3.0 6(EtronTech/EJ168A×3)
LAN デュアルギガビットイーサネット(Realtek/RTL8111E×2)
その他 USB3.0フロントパネル付属
価格 ショップ
「P67 Extreme6」
¥21,480 クレバリー1号店
¥21,980 アーク
ドスパラ秋葉原本店
ソフマップリユース総合館

「P67 Professional」

「P67 Professional」

ASRock初のゲーマー向けモデル「P67 Professional」。説明不要の有名人“Fatal1ty”とのコラボが売りの製品となる

 ASRockが満を持して送り込む、初のゲーマー向けモデルとなる「P67 Professional」。P67搭載モデルのハイエンドモデルだ。ご覧の通り、もはや説明不要の有名プロゲーマー“Fatal1ty”とのコラボが売りの製品で、なんと専用のマウスポート“Fatal1ty Mouse Port”を搭載している。これにより、自分の好みに合わせてマウスポーリングレートを125Hzから1000Hzの間で調整可能だという。
 スペック的にも文句なし。マルチGPUは当然CrossFire XとSLIを両サポート。オンボードインターフェイスにはIEEE1394や6ポートのUSB 3.0を搭載し、デュアルギガビットイーサネットに対応。SATA 3.0も標準の2ポートに加え、Marvell/88SE9120×2による4ポートが追加されている。100%日本製高品質をうたう高導電性固体コンデンサはデラックスなゴールド仕様。各種OC設定等が可能なオールインワン調整ソフト「Fatal1ty F-Stream」や、全モデル共通のUEFIインターフェイスも大きな特徴だ。

I/O部

高導電性固体コンデンサはデラックスなゴールド仕様。専用のマウスポート“Fatal1ty Mouse Port”(一番上)を搭載。自分の好みに合わせてマウスポーリングレートを125Hzから1000Hzの間で調整することが可能となる

ASRock「P67 Professional」
フォームファクタ ATX
チップセット P67
メモリスロット DDR3 DIMM×4(DDR3-2133/1866/1600/1333/1066、最大32GB)
グラフィック出力 N/A
PCI Express x16 2(x16+x0/x8+x8) PCI Express x4 1(x16形状) PCI Express x1 2
PCI 2 IDE 1 FDD 1
Serial ATA 4 SATA 3.0 6(eSATA×1ポート含む)
サウンド機能 8ch(Realtek/ALC892)
IEEE1394 2(VIA/VT6315N)
USB 3.0 6(EtronTech/EJ168A×3)
LAN デュアルギガビットイーサネット(Realtek/RTL8111E×2)
その他 USB3.0フロントパネル付属/Fatal1tyマウスコネクタ装備
価格 ショップ
「P67 Professional」
¥25,980 クレバリー1号店
¥26,470 アーク
¥26,480 ドスパラ秋葉原本店
ソフマップリユース総合館
¥26,800 OVERCLOCK WORKS

「P67 Transformer」

「P67 Transformer」

今回発売されたP67搭載マザーボードすべての中で、一番の変則的な仕様となる「P67 Transformer」。使い古されたフレーズではあるが、いわゆる“変態マザー”に分類される製品だ

 今回発売されたP67搭載マザーボードすべての中で、一番の変則仕様となるのがこの「P67 Transformer」だ。P67チップセットでありながら、対応CPUはLGA1156世代のLynnfieldコア。当然ソケットはLGA1156であるために「Sandy Bridge」こと第2世代のIntel Core i7/i5/i3シリーズは利用できない。マザーだけ購入すれば、あとは従来の資産を流用できてしまうことになる。
 スペック的には十分なもので、チップセット標準サポートのSATA 3.0や、EtronTech/EJ168AによるUSB 3.0も2ポート搭載。ユーザーによっては、実売価格1万2000円前後という投資で、(CPU以外は)最新の環境を手に入れることが可能となる。なにはともあれ、ASRockらしいユニークな1枚といえるだろう。

ソケット

対応CPUはLGA1156世代のLynnfieldコア。当然ソケットはLGA1156であるために「Sandy Bridge」こと第2世代のIntel Core i7/i5/i3シリーズは利用できない

ASRock「P67 Transformer」
フォームファクタ ATX
チップセット P67
メモリスロット DDR3 DIMM×4(DDR3-2133/1866/1600/1333/1066、最大32GB)
グラフィック出力 N/A
PCI Express x16 1 PCI Express x4 0 PCI Express x1 3
PCI 2 IDE 1 FDD 0
Serial ATA 6(eSATA×1ポート含む) SATA 3.0 2
サウンド機能 8ch(Realtek/ALC892)
IEEE1394 N/A
USB 3.0 2(EtronTech/EJ168A)
LAN ギガビットイーサネット(Realtek/RTL8111E)
その他 LGA1156対応/Clarkdaleコア非対応
価格 ショップ
「P67 Transformer」
¥12,980 アーク
クレバリー1号店
ドスパラ秋葉原本店
ソフマップリユース総合館
ZOA秋葉原本店

(次ページへ続く)

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