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International CES 2011レポート ― 第3回

インテル、第2世代Core i向けの映像配信サービス発表

2011年01月06日 17時21分更新

文● 小西利明/ASCII.jp編集部

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ムーリー・エデン氏 第2世代Core iシリーズのウエハーを掲げる、インテル副社長のムーリー・エデン氏

 米国ラスベガスにて6日(現地時間)から開催される国際的な家電見本市「International CES 2011」の前日には、大手家電メーカーやIT系製品メーカーの記者説明会が一斉に開催されるのが恒例である。米インテルも同様で、6日(日本時間)に発表された「第2世代Core iシリーズ」プロセッサーに関する説明会を開催。同CPU搭載パソコン向けの映像配信サービスの発表や、各種デモを披露を行なった。

 なお、第2世代Core iシリーズの製品ラインナップ、パフォーマンステストとアーキテクチャー解説については、以下の関連記事を参照していただきたい。

Core 2 Duoと比べて8倍速い!?
第2世代Core iシリーズの性能をアピール

 第2世代Core iシリーズの説明を担当した、インテル副社長兼PCクライアントグループ ジェネラルマネージャーのムーリー・エデン氏は、新CPUの特徴である改良されたCPUコア、内蔵GPU、共有3次キャッシュ(LLC)について一通り説明したうえで、各種デモにより第1世代Core iシリーズや、それ以前のCore 2 Duoシリーズとの性能差を示してみせた。さすがにCore 2 Duoとの比較は、差が大きくて当たり前というレベルではあるが、旧世代と最新の世代では、いかに性能に差があるのかを歴然と示している。

新Core i7/i5のダイ写真とブロック図 新Core i7/i5のダイ写真とブロック図
改良されたCPUコア GPU部分の拡大写真
改良されたCPUコア(左)とGPU部分の拡大写真
ノート用Core i7の世代対決 Core 2 Duo時代のT7250と比較すると
ノート用Core i7の世代対決。Excelやスライドショー作成で60%以上高速としているさらにCore 2 Duo時代のT7250(デュアルコア、2GHz)と比較すると、スライドショー作成では3倍以上、Excelに至っては8倍以上高速としている

 デモでは、定番のCGレンダリングベンチマークテスト「CINEBENCH」でのレンダリング速度比較や、Adobe Lightroomでのエフェクト速度比較などを披露。旧世代との性能差を示して、重い処理でも快適にこなせることを実証してみせた。

CINEBENCHによる3台同時のCGレンダリング速度比較 トランスコードの性能比較の例
CINEBENCHによる3台同時のCGレンダリング速度比較。左端の新Core iが圧倒的に速い。旧世代とは動作クロック自体にかなりの差があるトランスコードの性能比較の例。新Core i7ではフルHD解像度の短い動画をiPhone用に変換するのに、17秒で終了した

 また興味深いデモとして、新Core iシリーズの性能を生かす事例として、米Valve社のゲーム「PORTAL 2」と、米Sixense社のモーションコントローラー「Sixense TrueMotion」を組み合わせたゲームプレイや、リアルタイムの顔認識を使ったCGの顔表示といったデモが披露された。前者は、家庭用ゲーム機でよくある加速度センサーを使ったモーションコントロールを、パソコンゲームでも実現した事例だが、グラフィックス表示は内蔵GPUを使いながら、モーション操作でも快適なゲームプレイを可能として見せていた。

Sixense TrueMotion PORTAL 2
Sixenseのモーションコントローラー(左)で「PORTAL 2」を操作

 リアルタイム顔認識のデモでは、カメラの前で表情を変えて見せる演者の顔を認識して、3Dグラフィックで作られたエデン氏の顔の表情を、同じように変えて見せるという事例を披露した。リアルタイムかつ高精度で実現されており、ゲームのようなエンターテイメントコンテンツから、表情のキャプチャーといったクリエイティブな用途まで、利用シーンは広そうだ。

リアルタイム顔認識とCGの顔への反映を同時にこなすデモ リアルタイム顔認識とCGの顔への反映を同時にこなすデモ。カメラに写った顔(左)と、CGの顔(右)の目線が同じ方向であることに注目

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