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セールスフォースのユーザー数が、一挙に11万件増加!

セールスフォース、RubyのPaaS企業Herokuの買収を完了

2011年01月06日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 1月3日(米国時間)、米セールスフォース・ドットコムは、サンフランシスコの未上場企業「ヘロク(Heroku)」の買収を完了したと発表した。

HerokuのWebサイト。右側の数字は運用アプリケーション数で、1月5日の時点で11万3288となっていた

 Herokuは、Rubyで作成したアプリケーションを実行するための環境(プラットフォーム)をサービスとして提供する「PaaS(Platform as a Service)」企業。2010年12月8日の「Dreamforce 2010」基調講演で、セールスフォースCEOのマーク・ベニオフ氏が同社の買収を公表していた。

 Herokuではユーザーが作成した11万件ものRubyアプリケーションが運用されており、これらがまとめてセールスフォースのユーザー数としてカウントされることになるため、セールスフォースのシェア拡大に大きく寄与すると見られる。

 なお、1月5日現在、日本でのサービス提供に関する発表は行なわれていない。Rubyは日本人が開発した言語であり、国内には多くのRuby開発者が存在する。そのため、セールスフォースのほかのサービス同様、日本語サポートや日本円での支払いが可能になるなどが望まれるところだ。

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