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SilverStone「SST-FT03」

SilverStoneのゴミ箱型(?)PCケース「SST-FT03」が発売

2010年12月28日 22時13分更新

文● 増田

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 SilverStone製のユニークなPCケース「Fortress SST-FT03」の販売が、今日スタートした。通称“ゴミ箱”型PCケースとして以前から話題となっていた製品である。

通称“ゴミ箱”型PCケースとして以前から話題となっていたSilverStone製のユニークなPCケース「Fortress SST-FT03」の販売が今日からスタート

 同製品が初めてお披露目されたのはCOMPUTEX TAIPEI 2010でのこと。その後、国内のイベント「SilverStone 新製品発表会 2010秋」にも登場し、今年なにかと話題になっていたPCケースがついに発売となった。
 店頭に並んだのは、まずはブラックモデルの「SST-FT03B」。シルバーモデル「SST-FT03S」は、年明け12日頃からの販売となる。

上から見たところ。煙突構造の一番上となる場所である。トップ面の8割は排気口となり、主要なケーブル類も全てここから出る

 “机上にコンパクトに設置できる”がコンセプトのMicroATX対応のPCケースで、奥行きを300mm程度に抑えることに成功している。マザーボードを回転させた配置と、ケーブル類を側面ではなく上面から接続することで奥行きを短くしており、部屋のコーナーなどにぴったり設置できる。エアフローは、同社お得意の煙突構造と、ホコリの侵入を抑える正圧設計が採用され、上面の8割は排気口構造としている。

両サイドおよび底面の様子。サイドパネルの着脱はネジ不要で容易にでき、底面のフィルターも磁石式となっているので簡単に外して洗える

   ドライブベイレイアウトはスリム光学ドライブベイ×1、3.5インチシャドウベイ×3、2.5インチシャドウベイ×1。スリム光学ドライブはディスクローディング方式がスロットインタイプのみに対応し、OS上からメディアの取り出しを行なうため、イジェクトボタンは装備していない。また3.5インチシャドウベイは1段がホットスワップ対応で、アクセスは天井部から行なう。
 サイズは235(W)×284(D)×487(H)mm、重量は6.7kgで、外部パネルは2.5mm厚アルミニウム、ボディはスチール製だ。拡張スロット数は4段で、最大奥行き350mmまでの拡張カードが搭載可能。ファンレイアウトは天井部120mm排気(1200rpm/22dBA 80/92mmファン×1増設可能)、CPUエリア120mm×1(1200rpm/22dBA)、拡張カードエリア120mm×1(1200rpm/22dBA 80mmファン×2に換装可能)。トップI/OポートはUSB3.0×2、音声入出力(HD Audio専用)が装備され、オプションの電源ユニットは標準タイプ(ATX/奥行き180mmまで)が搭載可能だ。
 価格および販売ショップは以下の通り。以前から注目の製品ということもあってか、初回の売れ行きも良いようで、早くも完売となるショップもあった。1月12日発売予定のシルバーモデル「SST-FT03S」にへの問い合わせも多いという。

1月12日発売予定のシルバーモデル「SST-FT03S」。こちらも発売前から注目度は高い。予約を受け付けているショップもあるので、気になる人は問い合わせてみるといいだろう

価格ショップ
「SST-FT03B」
¥18,780パソコンハウス東映
¥18,800アーク(29日から販売)
クレバリー1号店(近日入荷)
ツクモパソコン本店(完売)
TSUKUMO eX.
¥19,800ソフマップリユース総合館

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