アビーからフルアルミ製のPCケース「AS Enclosure 550TA」が登場した。同時に6月に発売となった「AS Enclosure 501」のカラーバリエーションモデルも登場しているので併せて紹介しよう。
「AS Enclosure 550TA」シリーズを並べたところ。シルバー「ASE-550TA-S」とブラック「ASE-550TA-BK」、ブルー「ASE-550TA-BL」が用意されている
「AS Enclosure 550TA」
アビー製120mmファン「NANO TEK FAN」（約1000rpm/43.8CFM/14.1dBA）を2基搭載するボトムファンユニットを標準装備。斜めに傾斜をつけて搭載することで、サイドパネルにエアを当て、効率の良いエアフローを実現する
「AS Enclosure 550TA」の特徴は、奥行き最大約340mmまで確保されたビデオカードスペースの下部に、アビー製120mmファン「NANO TEK FAN」（約1000rpm/43.8CFM/14.1dBA）を2基搭載するボトムファンユニットを標準装備するところ。あえて斜めに傾斜をつけて搭載することで、サイドパネルにエアを当て、効率の良いエアフローを実現するという。
その他の主なスペックは、ドライブベイが5インチ×4、3.5インチ×1、3.5インチシャドウ×6(着脱式)、2.5インチシャドウベイ×2で、PCIスロットは7基。搭載ファンは、前述のボトムファンユニット（120mm×2）のほか、フロント×1(120×120×25m/約1000rpm)、リア×1(120×120×25mm/約1000rpm)、トップ×1(140×140×25mm/約800rpm)を標準で備える。
また、トップとサイドカバーには二層式の高性能遮音シートを装備するほか、付属品に「5.25 Solid Bezel(同色微細ヘアライン)」、「アルミインシュレータセット」、ハンドスクリューセット、ネジセット等が同梱されている。Extended ATXまで収納可能で、本体サイズは512(H)×219(W)×549(D)mm。
カラーラインナップと価格は、シルバー「ASE-550TA-S」とブラック「ASE-550TA-BK」が4万9980円、ブルー「ASE-550TA-BL」が5万980円。クレバリー1号店やドスパラ秋葉原本店、ソフマップリユース総合館、ツクモパソコン本店、TSUKUMO eX.で販売中だ。
フロントのアルミパネルは2枚を貼り合わせたような凝ったデザインとなる
底面の様子。ボトムファンユニットの吸気口が確認できる。これらは取り外して洗うことも可能だ
サイドカバーに貼られた二層式の高性能遮音シート。同じものがトップにも装着済み。また付属品に「5.25 Solid Bezel(同色微細ヘアライン)」、「アルミインシュレータセット」等も付く
「AS Enclosure 501 Limited Edition」
フロント下部とボトムフロント側を大胆にカットすることで、大型エアダクトを実現したという新機構「SMART INTAKE DUCTを採用するPCケース「AS Enclosure 501」のカラーバリーエーションモデル「AS Enclosure 501 Limited Edition」が登場している。シャンパンゴールドの「ASE-501-CG」、ブルーの「ASE-501-BL」、チョコレートブラウンの「ASE-501-BR」の3モデルで、従来のシルバーの「ASE-501-S」、ブラックの「ASE-501-BK」と合わせて、計5モデルでの展開となる。
注目は、「今までWEB限定だったものを初めて店頭で販売する」（アビー）というチョコレートブラウンモデル。他社の製品を含めてPCケースのカラーリングとしてあまり見かけることのない配色は、数多く展示されているケースコーナーの中にあっても少々異彩を放つ存在となっている。また、付属品に「5.25 Solid Bezel(同色微細ヘアライン)」、「アルミインシュレータセット」、2.5インチHDDホルダなどが付くのもポイントだ。
価格は3万9980円。クレバリー1号店やソフマップリユース総合館、ツクモパソコン本店、TSUKUMO eX.で販売中だ。
「AS Enclosure 501」のカラーバリーエーションモデル「AS Enclosure 501 Limited Edition」。シャンパンゴールド、ブルー、チョコレートブラウンの3色をラインナップ
