「たったひと晩で自分を変えられる」
舞台挨拶にて、堀江氏は「クリスマス・キャロルは守銭奴が改心して周りの人を幸せにするというストーリーなんですが、お金のところだけに注目してほしくない」と語った。
「ディケンズがここに込めたテーマは、ひとつは意固地になるな、心を閉ざすなという話。もうひとつは自分で自分を変えることができる。たったひと晩で自分を変えられるという人間の可能性についてのエールだと思っている」と自分の解釈を見せる。
その上で「誰しも意固地な部分は、自分の心の中に持っていると思うんですが、クリスマスぐらいは周りの恋人や家族と祝おうよという。この演劇を見て自分自身を見つめ直して、クリスマスを祝ってもらえたらなぁと思います」と呼びかけていた。
この時期、ついつい仕事を優先してしまって、クリスマスは家族を置き去りに、という人も多いのではないだろうか(すいません)。ネットで「クリスマス終了のお知らせ」というネタが流行するように、素直に祝えない人もいるかもしれない。
そうした方々は、ぜひ「クリスマス・キャロル」を見てみると、意外とすんなりとストーリーを受け入れられるはず。話の展開自体は分かりやすく、笑いあり、涙ありで飽きさせないので、ぜひ劇場に足を運ぶか、ネットの中継を見てみよう。
チケット情報
ミュージカル「クリスマス・キャロル」のチケットは4500円で発売中。ローソン、イープラス、チケットぴあなどのプレイガイドで購入できる。ニコニコ動画のネットライブ中継は1000ポイント(1ポイント=1円)だ。詳しくは公式サイトで!