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ボックス型で本格的なネットワーク仮想化を実現

アラクサラ、仮想化機能充実のL3スイッチ「AX3650S」

2010年12月22日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 12月21日、アラクサラネットワークスはギガビット対応のL3スイッチ「AX3650S」を発表。2011年3月より出荷開始する。

AX3650S-24T6XW

AX3650S-48T4XW

AX3650S-20S6XW

 AX3650Sは、ボックス型のレイヤ3スイッチの最上位機種で、1000BASE-Tインターフェイスを搭載する。

 パーティションを区切ることで、アドレス重複を気にせず独立したネットワークを構築できる「ネットワークパーティション」や、1台のLANスイッチの中に複数のルーティングケーブルを持たせることによって、仮想的に複数のLANスイッチとして動作させる「VRF(Virtual Routing and Forwarding)」機能などの仮想化機能を搭載する。

 ラインナップは1Uサイズに6ポートの10Gbpsアップリンクポートを搭載したAX3650S-24T6XW(1Gbpポート×24ポート)、AX3650S-20S6XW(1Gbpポート×20ポート)、4ポートの10Gbpsアップリンクポートを搭載したAX3650S-48T4XW(1Gbpsポート×48ポート)の3機種。

 同社では多ポートの1Uスイッチを用意することで、多地点に分散した拠点によって構成される大規模なネットワークでも、低コストで本格的な仮想化を実現できるとしている。

 価格(税抜)は、AX3650S-20S6XWが296万円から、AX3650S-48T4XWは291万円から、AX3650S-24T6XWが190万円から。

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