このページの本文へ

前へ 1 2 3 次へ

Lenovo Ideaシリーズ大研究 第44回

必要十分の大画面スタンダードノートPC

Lenovo G560 (4)──さらに使いこなすユーティリティ

2010年12月23日 11時30分更新

文● エースラッシュ

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

ここまで3回にわたって紹介してきた「Lenovo G560」。第4回では、「Lenovo G560」をさらに使いこなすTipsを紹介しよう。

顔認証でパスワードいらずの「Lenovo VeriFace 認識 3.6」

 搭載されているユーティリティにも、レノボらしさがあふれている。初心者をサポートする機能ではなく、中級者が快適に作業することを手助けするタイプのツールが多いのが特徴だ。

顔認証登録がない場合の認証画面。顔認証登録後もログオンをキャンセルするとこの画面になる。ここから伝言登録も可能だ

 まず起動時に目立つのが「Lenovo VeriFace 認識 3.6」だろう。顔登録を行なっておくと、内蔵カメラを使ってPCの前に座るだけでログオン処理が行なわれる。違う人が座った時にはログオンされない、というシンプルな処理だ。

顔登録時に打ち込むパスワードが、今後起動時のパスワードにもなる。顔認証がうまくいかない時にはこのパスワードを入力しよう

 初回起動時や、顔登録を行なっていない場合にはウィンドウを避けてログオンボタンを押せば良い。また、顔登録を行なった後も登録時に指定するパスワードを使って通常ログオンが可能だ。

案内にしたがって、メガネと帽子をとり、はっきりと目をあけてカメラ正面に座って登録する

 顔登録を行なうには、Windows起動後に「Lenovo VeriFace 認識 3.6」を起動する。ディスプレイに正対する形で座り、できるだけ背景にムダなものが写っていないようにして顔を登録する。目の位置を基準に登録するため、防止やメガネといった顔にかかるアクセサリーは外しておく必要がある。登録時は目をきちんと開き、カメラに向かってゆっくりと首を振るような動作をするとスムーズだ。

 また、同じくログオン画面では動画のメッセージを残す機能も選択できる。PC利用者がいない時に訪れた人に向けた機能で、カメラに向かってメッセージを話せば利用者が戻った時に確認できるという仕組みだ。Windowsを起動せずに使えるから、この機能でメッセージを残して欲しいというメモをディスプレイに貼り付けておくだけで不在中の来訪者が確認できる。

前へ 1 2 3 次へ

この連載の記事

週刊アスキー最新号

編集部のお勧め

ASCII倶楽部

ASCII.jp Focus

MITテクノロジーレビュー

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード
ピックアップ

デジタル用語辞典

ASCII.jp RSS2.0 配信中