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Lenovo Ideaシリーズ大研究 第23回

ゲームで遊ぶより夢中になれる!?

IdeaCentre A310(3)──ビデオチャットを楽しむ

2010年12月22日 11時00分更新

文● 佐藤ポン(Redsheep)

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レノボの液晶一体型デスクトップPC「IdeaCentre A310」(40731CJ)には、さまざまなソフトがプリンストールされている。その中から、ビデオチャットソフト「CyberLink YouCam」を紹介する。

 レノボがリリースする液晶一体型デスクトップ「IdeaCentre A310」(40731CJ)。キーボードとマウスをセットにしているからこそPCと認識できるが、本体とディスプレーだけだと液晶ディスプレーの新製品に見えてしまうほど、デザインセンス抜群の製品だ。前回のPC初心者に安心のプリインストールソフトに続き、第3回はエンターテイメント系ソフトを紹介しよう。

チャットするなら面白いほうがいいよね!

 第3回で紹介するのは、「IdeaCentre A310」(40731CJ)にインストールされている「CyberLink YouCam」というソフト。CyberLinkといえば、Blu-ray Disc&DVDの動画再生ソフトで有名な「PowerDVD」や、HD動画編集ソフト「PowerDirector」などをリリースしている企業。CyberLink YouCamは、そんな映像関係に強いメーカーがリリースしているだけあって、チャットソフトといってもビデオチャットがメインのソフトなのだ。「ウェブカメラで自分と相手を映してチャットできるだけでしょ」と思うなかれ。本ソフトはエフェクト機能が充実しまくりで、遊び心満載なのだ。

 CyberLink YouCamは、ビデオチャットソフトでありながら、ウェブカメラで映している人物の顔をキッチリと認識するエンジンを搭載している。簡単にいうと、デジカメでよくある顔認識機能を搭載しているってこと。顔認識機能くらいで、何が面白いのかと疑問に思う人もいるだろう。まずは以下の画像を見てほしい。

「CyberLink YouCam」利用中の様子

 画面写真ではサンタの静止画を表示しているだけに見えるが、これはれっきとしたチャットの画面なのだ。サンタのキャラクターがウェブカメラに写っている人物の代わり。被写体の口の動きや目の動きと連動するアバターとなっており、顔の傾きを認識し同じように傾けたりできるほか、ウェブカメラと自分の距離によってアバターの顔の大きさも変化する。優れた認識性能を備えているからこそ可能としている機能だ。

ちょっぴり映画俳優に似ているアバターも用意。そのほかにも実写の犬やぬいぐるみなどバリエーション豊富

こちらはアバターというより、フレーム内に登場させる小物アイテム。京劇の仮面のようなアイテムもあり、顔の傾きに合わせてちゃんと仮面も傾いている

これは画面エフェクトをかけたところ。モザイクにすると、なんだか怪しげなチャットを行なっている雰囲気に

ネガモードと吹き出し機能で「……」とセリフを表示させると、衝撃発言を聞いたシーンのように見えるかも!?

ペンで落書きだってできる。自由に絵を描き込んだり、文字を書くこともできるのだ

録画設定ではムービーサイズやファイル形式の設定などが可能。1920×1080ドットのフルHD映像設定も可能だ

録画したムービーデータはYouTubeやFacebookに直接アップロード可能。わざわざウェブブラウザーでアクセスしなくてもいいので便利。メール添付もアイコンをクリックするだけでいい

デスクトップ画面のムービー録画も可能。フルスクリーンで録画するだけでなく、録画エリアを選択することもできる

画面写真も撮影可能。シャッター速度が設定できるので、早い動きの被写体もブレずに撮影可能だ

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