12月13日、日立情報システムズは、クラウド型のFAXサーバーサービス「IfesMate」を発表。同日より提供開始した。
クラウド型のFAXサーバーサービス「IfesMate」イメージ
IfesMateは、同社のWebサイトで登録されたファイルをイメージファイルに変換し、FAXを自動送信するサービス。取引先などのFAXから送られたデータは、IFesMateの受信機能でPDF形式に変換され、Webで内容を閲覧できる。FAX受信時には、設定された担当者に「受信メール」を配信されるためリアルタイムでの確認が可能だ。さらに、PDF編集機能により、受信したFAXを印刷することなく、原稿に追記して送信相手に返信することも可能となっている。
なお、FAX送信の際に、事前に設定された承認権限者の承認がなければ送信できないため、誤送信を抑止でき、情報漏えい防止できる。また、送受信したFAXデータは、自動でデータベースに登録され一定期間Web内で観覧することが可能。さらに、一定期間を超えるデータもDVD-Rに保存し、セキュリティ配送サービスを利用して配送もできる。
サービスは、申し込みから最短5営業日で利用可能。価格（税抜）は、初期費用が10万円から、月額費用は1法人あたり15万円、1IDごとに400円、FAX番号利用料は2000円、送信単価が33円、受信単価は6円。同社では情報漏えいや誤送信など、FAXでの送受信に関わるリスクを抱えている企業に最適だとしている。
