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今すぐ買いたい液晶モニター 第4回

今すぐ買いたい液晶モニター【付加機能付きモデル編】

2010年12月11日 12時00分更新

文● 石井 英男

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アイ・オー・データ機器
LCD-DTV223XBE

サイズ/解像度 21.5インチ/1920×1080ドット スピーカー 7W+7W
パネル種類 TNパネル
入力端子 DVI-D、HDMI×2、D-Sub15ピン、D5端子、Sビデオ端子、コンポジット端子
設置面積 幅522×奥行き180×高さ376mm
実売価格 3万5800円前後

地上/BSデジタルチューナーを搭載し
入力端子も充実

 アイ・オー・データ機器の「LCD-DTV223XBE」は、地上/BSデジタルチューナーを搭載した21.5インチ液晶モニターだ。ノングレアタイプのTN液晶パネルを採用しており、視野角は上下160度、左右170度と、一般的である。コントラスト比は1000:1で、輝度は250cd/m2である。応答速度は5msと高速だ。
 本体のデザインは、直線を基調としたシンプルなもので、下部にはステレオスピーカーが搭載されている。通常の液晶モニターの内蔵スピーカーの出力は、1チャンネルあたり0.5~1W程度だが、LCD-DTV223XBEでは、1チャンネルあたり7W(2チャンネル合計で14W)という大出力スピーカーが搭載されている。このスピーカーは、オーディオ分野で定評のあるオンキヨー製で、テレビ番組の視聴はもちろん、DVDビデオやゲームなどでも迫力のあるサウンドを楽しめる。
 入力端子が充実していることも魅力だ。DVI-D、HDMI×2、D-Sub15ピンに加えて、D5端子とSビデオ端子、コンポジット端子を備えている。なお、Sビデオ端子とコンポジット端子は排他使用で、Sビデオ端子が優先となる。
 親画面の中に子画面を表示するPinP表示をサポートしていることも特徴だ。ただし、親画面と子画面の組み合わせには制限があり、親画面はDVI-DかD-Sub15ピン、子画面は地上/BSデジタル(内蔵チューナー)、D5端子、Sビデオ、コンポジット、HDMI(親画面がD-Sub15ピン時のみ)の入力を表示できる。

下部にオンキヨー製の高音質スピーカーを搭載。出力は7W+7Wと大きい

背面には、DVI-D、HDMI×2、D-Sub15ピン、D5端子が用意されている。アンテナ入力端子も、地上デジタル用とBSデジタル用の2つに分かれている

左側面には、Sビデオ端子とコンポジット端子、ヘッドホン出力端子が用意されている

スタンドはチルト調整のみ

 スタンドの機能はシンプルで、スイーベルやピボットには対応しておらず、下5度、上15度のチルト調整のみだ。背面に凹みが設けられており、取っ手として利用できるので、移動の際に便利だ。VESA規格(100ミリピッチ)にも対応しており、スタンドを付けずに、市販のVESA準拠アームを取り付けることもできる。

最低画面高さは約91ミリ

背面には凹みがあり、取っ手として使える。重量は台座込みで約5.2kg

OSDはリモコンで操作

 本体右側面に、音量調整ボタンとチャンネルボタン、入力切り替えボタン、電源ボタンが用意されており、テレビのチャンネル切り替えなどが可能だが、OSDの呼び出しや操作は付属の赤外線リモコンで行なう。OSDの表示は大きく、見やすい。
 画面モードは、標準/映画/CG/ナイトの4種類が用意されている。フルHD解像度未満の信号が入力された場合の表示方法は入力端子によって異なり、D-Sub15ピンとDVI-Dの場合は、フル、スマートズーム(アスペクト固定での拡大)、リアル(ドットバイドット)から選べ、HDMI/D端子/S端子/コンポジット端子の場合は、フル、スマートズーム、リアルに加えて、レターボックス収録されたDVDなどの画像部分を1920×1080ドットの画面一杯に拡大表示できる。
 音声の調整項目が充実していることも特徴で、高音と低音のレベルや左右バランスの調整が可能だ。地上デジタルやBSデジタルの受信設定は、画面の指示に従うだけで簡単に行なえる。電子番組表も見やすく、テレビの画質についても満足できる。
 工場出荷時設定でのWindowsデスクトップ表示時の消費電力は31Wと、比較的小さい。

右側面には、音量調整ボタンとチャンネルボタン、入力切り替えボタン、電源ボタンが用意されている

OSDは付属の赤外線リモコンで操作できる。テレビ関連の操作も可能だ

OSDの表示は大きめで、文字も見やすい

地上デジタルやBSデジタルの受信設定も、画面の指示に従うだけで簡単に行なえる

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(次ページへ続く)

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