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ブラザー インクジェット複合機「MyMio Free MFC-J850DN」

無線でラクラク年賀状! マイミーオ「MFC-J850DN」

2010年10月20日 12時00分更新

文● エースラッシュ

 電話/FAX機能の付いた家庭向け複合機というと、ほぼ唯一の選択肢なるのがブラザーの「MyMio」シリーズだ。インクジェットプリンターにFAX機能まで統合できるのなら、いっそ電話機能も集約してしまいたいという人や、SOHOで働く人にとっての強い味方なのが「MyMio」初の無線FAXモデル「MyMio Free MFC-J850DN」だ。

ブラザー「MyMio Free MFC-J850DN」。実勢価格は3万8000円前後。FAX複合機なので、FAX送信用のボタンが多数配置されている。液晶はFAXのメモリー確認にも利用されるため明るく見やすい

子機クレードルを兼ねた「送信ボックス」で、配置が自由自在

 PCとプリンターの接続方法として無線LAN機能を利用できるモデルは、今や珍しくない。置き場所がPC近くに固定されず、家族が使いやすいリビングに置いたり、デスクから離れた棚に置いたりと自由度の高さが人気だ。しかしFAX機能搭載モデルとなると、話が違ってくる。どこに置きたいにせよ、結局は電話線の口の近くにしか設置できないからだ。家庭によっては玄関先に複合機本体を置くはめになるなど、不自由さの一因だった。

 そのジレンマを解消したのが「MyMio Free」シリーズだ。最新の「MyMio Free MFC-J850DN」は、PCと複合機を無線接続できるだけでなく、なんと電話線の口と複合機本体の接続も無線化したのだ。この無線化には電話線の口に接続する「送信ボックス」を利用しており、さらなるひと工夫として電話子機の充電台を兼ねたものとなっている(サイズは幅177×奥行き127×高さ39mm)。つまり、壁際に不格好な送信機器がぶら下がっているという状態にならないのだ。

子機と「通信ボックス」。このセットをモジュラージャックに接続すれば、複合機本体との間を無線化できる。通信ボックスのサイズは幅177×奥行き127×高さ39mmで、重量は約400g

 MyMio Free MFC-J850DNの設置と設定は、まずは子機の台となる通信ボックスから行なう。電話線や電源アダプターを接続し、利用する電話回線種別やFAXの受信方法を設定する。通信ボックスの設置後に、複合機本体に用紙とインクをセットした後も、最初の設定はFAX受信方法や電話の子機。電話関係の設定がすべて終わってから、ようやくPCとの接続が始まる。付属しているマニュアルも「簡単設置ガイド」にはPC接続の方法が掲載されているが、「基本ユーザーズガイド」にはPCのことが書かれていないほど、電話とFAXが主体となっている印象だ。

 PCとの接続はUSBまたは無線LANで行なう。面白いのは、複合機本体の電源ケーブルが取り外し不可となっており、USBケーブルで接続する場合にはそのコネクターが本体内部のかなり深いところにあるということだ。指定のルートで取り回したケーブルは本体から直接生えているような見た目になる。背面にケーブルを接続した時にありがちな端子の飛び出しはなく、壁近くにも設置しやすく、動かした時にうっかり抜けてしまうという心配もない。

スキャナーユニットを持ち上げた下部分にUSB端子が設置されている。ケーブルはガイドに沿って外に出す形だ
前面給紙の用紙トレイは2段構造になっており、開いた下部分にA4、上部分にはがきなど、異なったサイズの用紙2種をセットしておける。利用時は、トレイ上部をずらすだけで簡単にサイズ切り替えが可能
インクは4色独立タンク。「クロだけ印刷」機能により、カラーが切れた後もブラックが残っていれば約30日モノクロ印刷が行なえる

複合機経由で、FAXをPCに送受信

 PCとMyMio Free MFC-J850DNの接続は、IEEE802.11b/g対応無線LANを利用できる。AOSS/WPSによる簡単設定に対応しているのはもちろん、IPアドレスでの指定などもメニューから選択可能だ。すでにネットワーク構成ができあがっている環境にも導入しやすい。

無線接続の設定はAOSS/WPS、ウィザード形式、手動で行なう方法が用意されている。任意のIPアドレスを割り振るのも簡単

 PCを接続した場合、プリンターとスキャナー機能以外にFAX機能も非常に便利になる。受信したFAXを紙にプリントせず、PC側で受け取るという設定も可能。専用のアプリケーションをインストールしたPCでのみ受信でき、そのPCが起動していない時には一時的に本体メモリーに蓄積し、起動時に一括転送してくれる。PCに画像ファイルとして送りながら紙にも出力するという設定も可能なため、万が一の停電やメモリーあふれ対策も万全だ。

ドライバーインストール後は、各種ソフト上で印刷する際に「Brother PC-FAX v2.1」を選択するだけでFAX送信が可能だ

 PC側から印刷せずに、直接FAXを送信する方法もある。FAXモデムとFAXアプリケーションを導入した場合と同様の手軽さで運用でき、紙とインクをムダにせずに済むのがうれしい。

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