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遠鉄百貨店の顧客情報7558件が流出、不正使用も

2010年12月06日 09時37分更新

記事提供:通販通信

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 遠鉄百貨店は12月3日、同社の通販サイトに不正アクセスがあり、7558人の個人情報が流出したと発表した。

 情報流出が起きたのは、2005年6月~2010年7月までの期間に展開した、中元、歳暮、おせち料理の通販サイト。

 流出の規模は、商品を注文した顧客2079人分の個人情報(氏名・住所・電話番号・メールアドレス)と、注文顧客2079人が使用した3018枚のクレジットカード情報(カード番号・有効期限・カード名義・カード発行会社)。さらに、商品を配送した顧客5479人の個人情報(氏名・住所・電話番号)。

 同社では10月以降、顧客からクレジットカード不正使用に関する複数の照会を受け、 第三者機関による調査を行った結果、不正アクセスが判明し、流出情報を悪用したと思われる不正利用の報告も38件寄せられている。

 現在、同社は全てのインターネットショッピングサイトを閉鎖し、特別対策チームを立ち上げて、関係省庁への届出と警察への相談を実施。引き続きVISA・MasterCard両社公認の調査会社に調査を依頼し、原因究明に努めている。

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