このページの本文へ

前へ 1 2 3 次へ

週刊 PC&周辺機器レビュー 第84回

電池切れとおさらばできるワイヤレスキーボード K750

2010年12月10日 13時00分更新

文● 小西利明/ASCII.jp編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 マウスやキーボードにワイヤレス製品を使っている人は多いだろう。だが、ワイヤレス機器につきものの悩みは電池切れ。使っている最中に電池が切れて不愉快な思いをしたり、予備の電池が手元になくて慌てたことのある人もいるだろう。

 ロジクールが12月15日に発売する新製品「Logicool Wireless Solar Keyboard K750」(以下K750)は、そうした悩みを解決してくれる画期的なワイヤレスキーボードである。価格はオープンプライスで、同社直販サイトでの販売価格は7980円。

Logicool Wireless Solar Keyboard K750

「Logicool Wireless Solar Keyboard K750」。左は付属のUnifyingレシーバー

太陽電池+充電池
暗闇でも最大3ヵ月保つ

 K750にはいくつかの特徴があるが、最大の特徴と言えば、やはり太陽電池を搭載して乾電池いらずで使える点だろう。キーボード上部左右に設けられた太陽電池パネルで発電して動くので、十分な照明や外光が入るところであれば、電池切れの心配は一切ない。

K750の右側太陽電池パネル

K750右側の太陽電池パネル。手前の照明をイメージしたアイコン付きボタンは、電池残量や明るさを表示する

 実は太陽電池で動くワイヤレスキーボードというのは、以前から販売されている。バッファローコクヨサプライの「BSKBW01SB」がそれだ。それに対するK750の利点のひとつは、キーボードに内蔵する充電池だけで、最長3ヵ月の動作が可能な点にある。明るい環境に置いておけば自然に充電されるので、照明の下か日の差す所に置いておけば、暗い部屋でも支障なく使える。内蔵充電池だけで最長3ヵ月も動くとなれば、電池切れで動かないという心配はまずないだろう。

 2つめの特徴が、2.4GHz帯の電波を使う「Unifyingレシーバー」に対応する点だ。ロジクールのワイヤレスキーボード/マウス共通のUnifyingレシーバーでは、ひとつの超小型レシーバーで6台までの対応機器を利用できる。マウスとキーボードの両方をワイヤレス式にして、レシーバーひとつで運用できるのは便利だ。また非常にレシーバーが小型なので、モバイルノートのUSBポートに挿しっぱなしでも困らない。

付属のUnifyingレシーバー

付属のUnifyingレシーバー(写真右)と、USBポートからレシーバー本体を離して設置するための「ワイヤレスエクステンダー」

 3つめの特徴は薄さと軽さ。本体の厚さはわずか7.5mm。重さも750gしかない(BSKBW01SBは840g)。乾電池を使わないがゆえに、薄型化と軽量化を実現できたのだろう。ワイヤレスの特徴も合わせると、邪魔なときにパッと片付けるのも簡単だ。

スタンドを立てて横から

スタンドを立てて横から。非常に薄くて軽いので、机から片付けるのも簡単だ。スタンドは小さいので貧弱に見えるが、上から無理に荷重をかけたりしない限り、実用には支障がない

前へ 1 2 3 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン