Core i3-550を搭載
Lenovo H320は、PCとしての基本スペックも充実している。基本性能を決めるCPUとしては、動作クロック3.2GHzのCore i3-550を採用(上位モデルの76981LJではCore i5-650を搭載)している。
Core i3-550は、デュアルコアCPUだが、一つのコアで2つのスレッドを同時に実行できるハイパー・スレッディングテクノロジーをサポートしているため、最大4つまでのスレッドを実行可能だ。
動作クロックも3GHzを超えているため、モバイル向けCPUを搭載する一般的なノートPCや液晶一体型PCに比べてパフォーマンスは高い。
メモリーは、標準で2GB×2の合計4GB実装されているが、マザーボードにはメモリーを差すDIMMスロットが4基用意されているので、2基空いている。
この空きDIMMスロットに2GB DIMMを2枚装着することで、最大8GBまでメモリーを増設できる。
HDD容量は500GBで、3.5インチ7200rpmドライブを採用。HDDの性能も高い。
Core i3は、グラフィックス機能を統合したCPUであり、Lenovo H320ではCPU内蔵グラフィックス機能を利用している。
光学ドライブとしては、DVDスーパーマルチドライブを搭載する。OSは、Windows 7 Home Premium 64bit版がプリインストールされている。
このクラスのデスクトップPCとしては、水準以上の性能を持っているといえる。
キーボードやマウスも使いやすい
付属キーボードは、PS/2経由で接続する一般的なキーボードで、液晶一体型機に付属しているものとデザインは同じ。ボディカラーにあわせてカラーはブラックとなっている。
キーピッチは約19mmで、キーストロークは約3mmと余裕があり、手の大きな男性でも快適にタイピングが可能だ。
なお、キーボードの右上には、オレンジ色のLVTキーが用意されている。これは、Lenovo独自のキーで、LVTソフトウェアが導入されているマシンのみ有効になる。Lenovo C200の場合、LVTキーは利用できなかったが、Lenovo H320には、LVTソフトウェアが導入されているので、LVTキーが有効になっている(LVTソフトウェアについては、次回紹介する)。
キー配列は標準的で、キーボードの刻印も見やすいので、タイピングしやすい。マウスは、USB接続のホイール付き光学式マウスが付属する。こちらもLenovo C200に付属するものと同じだが、カラーはブラックになっている。
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