カカクコムは12月2日、同社が運営する購買支援サイト「価格.com」において実施した、第47回調査「冬のボーナス2010-去年と比べて期待できる?-」の結果を発表した。
今冬のボーナス推定支給額の全体平均は「54.3万円」で、前年比3.9%増の2.1万円上昇した。過去3年間の調査で下がり続けていたボーナスは、全体ではやや回復傾向にあることがわかる。
金額別では、昨年と大きな差はないが「70~90万円未満」「90~120万円未満」が増加、逆に「70万円未満」が減少傾向にある。これを見ても、全体的に底上げ基調にあることがわかる。「ボーナス支給なし(全面カット)」という割合もわずかに減少した。
年齢別では、ほとんどの世代で増加傾向にあるが、40~50代では、昨年よりやや減少という結果に。比較的若年層の20~30代へのボーナス支給額が増加した結果、全体の平均は底上げされたが、管理職層が多い40~50代については、必ずしもボーナス支給額が増加したとは言えない結果となった。
■「第47回調査 冬のボーナス2010-去年と比べて期待できる?-」 (http://kakaku.com/research/report/047/)