Lenovo Ideaシリーズ大研究 第17回
シンプルで使い勝手に優れた液晶一体型デスクトップPC
Lenovo C200 (1)──スタイリッシュなAtom搭載ネットトップ
2010年12月14日 11時50分更新
デュアルコア+ハイパー・スレッディングテクノロジーで4スレッド同時実行
次に、PCとしての基本スペックを見ていこう。CPUとしては、Atom D525を搭載している。Atom D525は、低消費電力が特徴のデュアルコアCPUで、動作クロックは1.8GHzである。一つのコアで、2つのスレッドを同時に実行できるハイパー・スレッディングテクノロジーテクノロジーに対応しているため、最大4つまでのスレッドを実行可能だ。
動作クロックはそれほど高くはないが、4スレッド同時実行が可能なので、Windows 7も快適に動作する。Atom D525は、メモリーコントローラーやグラフィックス機能を統合していることが特徴だ。メモリーは2GB、HDDは250GB。Atom搭載で安価なモバイルノートをネットブックと言うが、本機はそのデスクトップ版と言うべき仕様になっている。
また、光学ドライブとして、右側面にDVDスーパーマルチドライブ(DVD±R/DVD±RW/DVD±R DL/DVD-RAM/CD-R/CD-RWの読み書きに対応)を搭載している。OSは、Windows 7 Home Premium 32bit版がプリインストールされている。
ノングレア液晶で目の疲れが少ない
液晶ディスプレイのサイズは18.5インチで、解像度は1366×768ドットだ。ドットピッチが広いので、文字も見やすい。
ノングレアタイプの液晶なので、外光の映り込みが少なく、長時間使っていても目の疲れが少ない。発色やコントラストも優秀で、表示品位には満足できる。液晶上部には、30万画素ウェブカメラとマイクが搭載されており、ビデオチャットなどに利用できる。
付属のキーボードは、PS/2接続の有線タイプだが、Lenovo C200専用に設計されたもので、ボディーカラーにあわせてカラーもホワイトになっている(ブラックモデルはキーボードもブラック)。キーピッチは約19mmで、キーストロークは約3mmと余裕があり、手の大きな男性でも快適にタイピングが可能だ。
キー配列も標準的で、キーボードの刻印も見やすいので、タイピングしやすい。マウスは、USB接続のホイール付き光学式マウスが付属する。マウスのカラーもホワイトで、デザイン的にも本体やキーボードと統一感がとれている。
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