便利な地図がプリインストールされて
目的によって使い分けられる
7インチという画面サイズのおかげで存在価値が一気に高まったのが地図アプリ。特に「Googleマップナビ」は、音声での検索や道順案内に対応したカーナビや歩行者ナビとして、すぐにでもフルに活用したい。
車で走行していて、どこを曲がるのか、イラストの地図だとわかりにくいが、Googleマップナビでナビ画面をストリートビューに切り替えておけば、事前に曲がり角を確認できる。だから道を間違える心配がない。
また、目的地周辺へ到着すると自動的にストリートビューに切り替わり、ちゃんと到着したかどうかがひと目でわかる。この安心感は大画面のGALAXY Tabならではと言っていい。
実際に使ってみると、決して大げさではなく、まるでGALAXY Tabが本物のカーナビになったかのよう。さらにピンチイン/アウトで地図をズームできるので、本物のカーナビよりも使い勝手がいい。GALAXY Tabが立派なカーナビになるなんて、なんだかトクした気分だ。
Googleマップナビは国内の渋滞情報には未対応だが、もしも渋滞情報が見たい場合は、VICS対応の「いつもNAVI」を利用すればいい。ランドマークとなる建物を3D表示で目立たせたり、画面上の地図に表示しきれない上下左右の部分がどっち方面なのかを地図に表示することも可能で、市街地を走行する場合は特に便利に感じる。
ここまでは主に標準搭載されている機能やアプリについて紹介してきたが、Android端末であるGALAXY Tabの場合、当然ながらドコモマーケットやAndroidマーケットから自由にアプリを追加できる。本特集では何度も繰り返し解説してきたが、ユーザーの工夫次第で、さらに便利で欠かせない存在になり得るのが、Android搭載スマートフォン/タブレットの最大の魅力と言えるだろう。
見やすいのに持ちやすい
これぞ理想的な情報端末
冒頭でも述べたが、筆者はこれまでモバイル端末では電子書籍を読む気にならなかった。それは持ち歩くには大きすぎたり、文字を読むには小さすぎたりといった具合で、ジャストサイズの端末になかなか出会えてこなかったからだ。しかし今回、GALAXY Tabをじっくり触ってみて、目的に合ったサイズがいかに大切なのかがあらためてハッキリと理解できた。
一方でGALAXY Tabは電子書籍に限らず、地図やウェブ、メール作成など、用途の幅は非常に広く、それでいて十分持ち歩き可能なサイズである。この部分がGALAXY Tabの最大の存在価値であり、他の端末には当然ながら真似ができない。
筆者自身がそうであったように、「タブレット型端末って一体どういう場面で役に立つんだろう?」と感じている人にこそ、ぜひ一度GALAXY Tabを体験していただきたい。
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