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Palit「GeForce GTX 460 Smart Edition」

460の廉価版、「GeForce GTX 460 SE」の販売が始まる!

2010年11月16日 22時13分更新

文● 増田

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 先週登場の「GeForce GTX 580」に続き、NVIDIAの新型GPUが今週も発表されている。「GeForce GTX 460 SE」で、秋葉原では早くも同GPUを採用したPalit製のビデオカード「GeForce GTX 460 Smart Edition」の販売が始まっている。

「GeForce GTX 460」の廉価版となるGPU「GeForce GTX 460 SE」を搭載したPalit「GeForce GTX 460 Smart Edition」(型番:NE5X460EFHD02)

補助電源

PCI Express補助電源は6ピン+6ピン仕様、最大消費電力は150Wと「メモリ768MB版GTX 460」と同じ。あまり“SE”な感じがしない点は少々残念

 「GeForce GTX 460 SE」は、その名の通り「GeForce GTX 460」の廉価版となるGPU。Palitが製品名に使っている“Smart Edition”という略が正式かどうかは知る由もないのだが、主なスペックは以下の通り(カッコ内はGTX 460 1GB版のスペック)。製造プロセス40nm、CUDAプロセッサ数(≒ストリーミングプロセッサ数)は288基(336基)、コア/シェーダー/メモリクロックは順に650MHz/1300MHz/3400MHz(675MHz/1350MHz/3600MHz)となる。
 強引にまとめると「CUDAプロセッサ数を少なくして、コア/シェーダー/メモリクロックを落としましたが、メモリタイプはGDDR5で容量も1GBですよ」という製品。「GeForce GTX 460」にはもともと「GeForce GTX 460 1GB」と「GeForce GTX 460 768MB」の2種類があるのはご存じの通りだが、ポジションとしては「GeForce GTX 460 768MB」と同等レベルという位置づけになる。

Palitが製品名に使っている“Smart Edition”という略が正式かどうかは知る由もないが、製品は従来の「GTX 460」と同じような見慣れた2スロ仕様の冷却ファンを採用する

 そんな「GeForce GTX 460 SE」を搭載した第1弾製品が、Palit「GeForce GTX 460 Smart Edition」(型番:NE5X460EFHD02)。見慣れた2スロ仕様の冷却ファンに、PCI Express補助電源は6ピン+6ピン仕様。スペックは先の仕様とほぼ同じで、コア/メモリクロックは648MHz/3400MHz、搭載メモリはGDDR5 1GB、ブラケット部の構成はVGA/DVI/HDMIというものだ。
 販売しているのはドスパラ秋葉原本店。価格は1万4980円となっている。

ブラケット部の構成はVGA/DVI/HDMI。価格は1万5000円割れと、同製品が「GeForce GTX 460」シリーズとするならばかなり安い

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