11月16日、ATENジャパンは、デジタルKVMスイッチ統合管理ソフトウェア「CC2000」とエンタープライズ向けデジタルKVMスイッチの新バージョンを発表。11月29日より出荷開始する。
CC2000の新バーションではVMwareの仮想化技術やブレードサーバーにも対応し、物理サーバーと仮想サーバーの混在環境の統合管理ができるようになった。
また、システムで発生したイベントや情報などをメッセージとして表示・記録できるSyslogに対応する。価格(税別)はノード数が64台のライセンスが40万円から。
一方、エンタープライズ向けの冗長電源・オーディオ・バーチャルメディア対応デジタルKVMスイッチは、KN2124vとKN2140v、KN4124v、KN4140vの4モデルが新バージョンとなった。
新バージョンでは、上記ソフトウェアCC2000の新バージョンに対応したほか、ブレードサーバーにも対応。ブレードサーバーにリモートアクセスできるようになった。また、これらの製品のKVMポートとALTUSENリモートアクセス対応電源管理デバイスシリーズとの電源アウトレットの関連付けに対応。これによって、KVM製品のユーザーインターフェイスから電源の制御が可能となった。
さらに、ログの対象となるイベントの種類を大幅に増加。記録するイベントは自由にカスタマイズでき、ログ情報のメール通知にも対応した。価格(税別)はKN2124vが92万円、KN2140vは108万円、KN4124vが108万円、KN4140vは118万円。