SBIベリトランスは11月10日、「E Commerce for Asia Alliance」(ECAA)を、日本だけでなくアジア全域のECとEC関連事業者を対象とした協会組織に改編すると発表した。
今回の改編により、ECAAは名称を「E Commerce for Asia Alliance」から変更。アジア全域のEC関連事業者を対象にした協会組織として、提携・アライアンスを推進できる場を提供し、アジア全体のECの活性化を目指す。
また、改編後のECAA参加企業には、新たに日本企業や、中国、韓国、台湾、ベトナム、マレーシアのEC関連事業者が加わる予定。これらの参加企業は、アジア各国のEC関連事業者との直接交流や、白書発行・認定制度制定への参加が可能となる。
ECAAは、2009年4月に、ECインフラ提供企業などを中心とした16社が、中国をはじめとしたアジア向けEC事業を展開する企業の事業支援を目的に、共同で設立したコンソーシアム。設立後は主に、参加企業間の情報共有や、アジア進出を図るEC事業者を支援するセミナー開催などの啓蒙活動を中心に活動している。