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ネットオーディオも熱い、2010東京インターナショナルオーディオショウ

有楽町に国内外のハイエンドオーディオ機器が集結!

2010年11月06日 12時00分更新

文● 橋本 優/ASCII.jp

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東京国際フォーラムのガラス棟4~7階のすべての部屋とD棟の一部を使用する大規模なオーディオイベント。全部をゆっくり回ると1日かかる

東京国際フォーラムのガラス棟4~7階(写真左側)のすべての部屋とD棟の一部を使用する大規模なオーディオイベント。全部をゆっくり回ると1日かかる

 日本インターナショナルオーディオ協議会が主催する「2010 東京インターナショナルオーディオショウ」が5日、東京・有楽町の東京国際フォーラムで開幕した。会期は10月7日(日)まで。入場料は無料。

 今回で28回目となるイベントには、国内のオーディオメーカーおよび海外製品を取り扱う代理店が30社ほど出展。個室に最新のオーディオ機器を展示し、普段はなかなか聞けないような高価なオーディオ機器の音を、来場者が体験できる貴重なイベント。中には数千万円のシステムもあるが、一方で近年USB端子やEthernetを搭載したPCオーディオ、ネットワークオーディオ機器もラインナップを広げており、この点でも注目だ。

100周年記念のデノンは「A100」という型番の記念モデルを展示。スーパーオーディオCDの再生が可能なBDプレーヤー「DBP-A100」(29万4000円)や9.2chサラウンドAVアンプ「AVR-A100」(29万4000円)などの試聴デモを実施していた

人が満杯のフォステックス(フォスター電機)の部屋では、フロアースタンディング型3Wayスピーカー「GX250」(1本34万9650円)とサブウーファー「CW250A」(8万3790円)の試聴ができる


ネットワーク対応プレーヤーのデモが盛ん

マランツのブースでは、ネットワークオーディオプレーヤー「NA7004」(9万7650円)やAVアンプ「SR7005」(19万9500円)などをデモ。B&W 800 DiamondシリーズやCLASSEのアンプなどと組み合わせている(右写真)

リンジャパンはネットワークプレーヤー「AKURATE DS/K」にステレオプリアンプ「KLIMAX KONTROL SE」、パワーアンプ「AKURATE 2200」といった組み合わせで試聴デモを実施

リンジャパンはネットワークプレーヤー「AKURATE DS/K」(上、99万7500円)にステレオプリアンプ「KLIMAX KONTROL SE」(中央、178万5000円)、パワーアンプ「AKURATE 2200」(下、66万1500円)という組み合わせで試聴デモを実施

ネットワークプレーヤー機能とアンプを一体にした「SEKRIT DS-I」。カラフルなボディーカラーが目を引く

ネットワークプレーヤー機能とアンプを一体にした「SEKRIT DS-I」のカラーモデル(27万3000円)。カラフルな色合いが目を引く

ノアが視聴デモを行なっていたミュージックサーバー「4HD」(左、36万7500円)と「3HD」(右、17万8500円)。4HDは2TBのHDDを内蔵し、無線LANに対応。3HDは10月に発表されたばかりの入門機種。どちらも単体でCDのリッピングが行なえる


正式発表前の参考展示品もいくつか

アクシスが取り扱っているWadiaの最新DAC「121」の参考展示(左)。USBやSPDI/F入力端子を装備。iPodからデジタルデータを取りだせる「iTransport」(右)にも新モデル171 iTransportが追加される(8万3780円)。iPhoneやiPadに対応。ドック端子や映像関係の端子が省略されるなどの変更がある

マランツは「CLASSE」ブランドのプリアンプ「CP-800」とパワーアンプ「CA-M600」を展示。CP-800には2系統のUSB端子が装備されており、パソコンとの接続が可能

アイシン高丘はスチール球をハイカーボン素材で挟み込む形の「スーパーWコンタクト インシュレーター」を参考展示。スパイクインシュレーターを2組重ねたのと同じ効果を得られるという

アイシン高丘はスチール球をハイカーボン素材で挟み込む形の「スーパーWコンタクト インシュレーター」を参考展示。スパイクインシュレーターを2組重ねたのと同じ効果を得られるという

エソテリックはプリメインアンプ「I-03」を参考展示

エソテリックはプリメインアンプ「I-03」を参考展示

フォステクスが参考展示してた2Wayスピーカー「G1300」のピアノブラックモデル(右)

ラックスマンは3極管接続の真空管パワーアンプ「MQ-88u」や真空管プリアンプ「CL-38u」、レコードプレーヤー「PD-171」を参考展示。これらを組み合わせて試聴デモを行なっていた

ちなみに、エイ・アンド・エムが11月20日に発売するオーディオ用真空管「TA-300B」を展示していた。高槻電器工業製で、35年ぶりの国内生産となる。価格は一組9万8000円

ちなみに、エイ・アンド・エムが11月20日に発売するオーディオ用真空管「TA-300B」を展示していた。高槻電器工業製で、35年ぶりの国内生産となる。価格は一組9万8000円

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