GTカーやフォーミュラカーがガチンコバトル!
ウェイトハンデ、クラスハンデなしの熱き戦いがここに!
先月のもてぎ戦で、SUPER GT 2010シーズンは幕を閉じた(関連記事)。チャンピオンはGT500が「#18 ウィダーHSV」、GT300が「#3 ハセミトミカZ」という結果になった。例年通りなら、どのチームも来年に向かって動き出すところだが、今年はちょっとだけ違う。今週末の12~14日にかけて、「SUPER GT & Formula NIPPON FUJI SPRINT CUP 2010」と題した特別戦が富士スピードウェイで開催されるのだ!
約20年ぶりに「JAFグランプリ」の冠が付けられたことでも話題の特別戦。タイトルの通り、SUPER GTのマシンと、フォーミュラニッポン(Fポン)のマシンのレースを見ることができるのが最大の見どころ(GTマシンとフォーミュラカーが混走するわけではない)。GT500、GT300、フォーミュラカーが、それぞれ100kmのスプリントレースをするのだ。ウェイトハンデなし、混走なしの純粋なバトルに手に汗握ること必至!
また、レジェンドカップという、往年の名ドライバーが再びステアリングを握る、マツダ・ロードスターのワンメイクレースもスゴイ。何がスゴイってドライバーのラインナップだ。元F1ドライバーの中島悟や鈴木亜久里、ドリキン(ドリフトキング)こと土屋圭一、マッチこと近藤真彦など、レース好きなら絶対に名前を聞いたことがある人が20人も走るのである(敬称略)。
そして、すべてのドライバーを東軍西軍にわけ、関ヶ原さながらの東西戦が繰り広げられるのも特徴。これにはドライバーだけでなく、ファンも加わるのだ。ドライバーは出身地で東西が決められるが、ファンは自分の好きなチームや選手を応援してもいいし、自分の出身地で東西のどちらかについてもいい。東西いずれかのリストバンドを購入し(500円)、応援席から声援を送ろう。東西戦への参加方法はこちらを参考にしよう。
さて、気になる痛車だが、ミクポルシェは先日の生放送で触れたように(関連記事)、GSRとしては参加しないがエントラント名を「COX SPEED」に、マシン名を「911GT3Rポルシェジャパン」とし、佐々木選手とカレラカップの安岡選手をドライバーに起用して参戦する。エヴァレーシングも残念ながら初号機カラーリングはもてぎ戦で終了、特別戦はドライバーとゼッケンはそのままで「#31 MAGICAL CARBON apr Axio」として出場するとのことだ。
今シーズンを盛り上げてきた2台のマシンが痛車として出場しないのは残念だが、それぞれのドライバー、マシンの応援に駆けつけよう!
とにかく盛りだくさんすぎるFUJI SPRINT CUP。詳細は公式サイトをチェックしてほしい。
- 大会名
- JAF Grand Prix SUPER GT & Formula NIPPON FUJI SPRINT CUP 2010
- 開催日程
- 2010年11月12日(金)~14日(日)
11月12日(金) フリー走行・予選 / 11月13日(土) 決勝(1回目) / 11月14日(日) 決勝(2回目) - 開催場所
- 富士スピードウェイ(静岡県駿東郡小山町中日向694)
- 観戦料金
- 前売り:5500円~/当日:6500円~ 詳しくはこちら
六本木のトークショーでは特別戦の話題で盛り上がった
こちらは先週3日に、六本木のF1 ピットストップカフェにて行なわれた特別戦のPRイベントの風景。一般のお客さんも大勢詰めかけ、ドライバーたちのここでしか聞けないぶっちゃけトークショーに大爆笑していた。12~14日に開催される「SUPER GT & Formula NIPPON FUJI SPRINT CUP 2010」はGTマシンがサーキットを走る今年最後のレースなので、モータースポーツファンは見納めに行こう!