このページの本文へ

従来比で最大14.1倍、平均9.6倍高速化を実現

NECとオラクル、インメモリ型のDWHソリューション

2010年11月01日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 10月29日、NECと日本オラクルは、中規模システム向けに新たなインメモリ型のデータウェアハウス(DWH)ソリューションを発表。同日より出荷開始した。

NECと日本オラクルは、中規模システム向けに新たなインメモリ型のデータウェアハウス・ソリューションを発表

 本ソリューションは、日本オラクルのデータベース「Oracle Database 11g」のインメモリ技術「In-Memory Parallel Execution」およびデータ圧縮技術「Advanced Compression」と、NECの「Express5800シリーズ」/ストレージ「iStorage Dシリーズ」を組み合わせたもの。

 ハードウェア上での性能テストや障害テストを両社共同で日本オラクルの「Oracle GRID Center」で実施。データサイズに応じた高い性能と高い可用性、拡張性を確認したという。両社によれば、中規模システム向けに最適なデータサイズが2TB以下のDWHを想定した構成で、従来の同等DWH処理における性能を最大14.1倍、平均9.6倍高速化。高速インメモリデータ処理を実現する、中規模システムに最適なDWHソリューションだという。

 ラインナップは、データベース容量に応じて500GB、1TB、2TBモデルを用意。価格は500GBモデルの最小構成時で1335万5000円(税別)から。

■関連サイト

カテゴリートップへ