別途マウントアダプターのアップデートが必要
マウントアダプターのファームウェアアップデートは本体と別に行なう必要がある。マウントアダプター用ファームウェアのダウンロードページは本体用ファームウェアダウンロードページから進める。
全体を通して、作業そのものは簡単である。途中のMacからのエラーさえスルーできれば問題ない。なんでエラーが出るかといえば、NEXがマスストレージとしてマウントされており、USBメモリーのような扱いになっているため。リセットしてカメラの電源が切れれば当然のごとく接続が切れてしまうのでエラーが出るのは当然といえる。ただし筆者の環境(MacOS 10.5.8)以外ではこの現象は起こらないかもしれない。
ちなみにファームアップ前にフル充電したはずの電池がファームアップ後には80%まで減ってたので本当に電池は満充電しておいたほうがよさそうだ。
最新バージョンとなったNEXの新機能をチェック
さて、今回のファームウェアアップデートでの変更点は主にインターフェイス周りだ。サポートページにも明記されているが、新機能は以下の通り。
- ソフトキーのカスタマイズ機能
- [メニュー呼び出し先] 設定の追加
- MFアシストの操作性改善
- メニュー選択の操作性向上
- 動画の絞り値保持機能追加
- Aマウントレンズ装着時のオートフォーカス機能の対応
- レンズなしレリーズ許可設定時の拡大表示対応
まずはソフトキーのカスタマイズは、背面にあるソフトキーのうち、下にある「Bボタン」とホイールの中心にある「Cボタン」に特定の機能を割り当てることができる。
Bボタンには撮影モード、撮影アドバイス、プレシジョンデジタルズーム、ISO感度、ホワイトバランス、測光モード、調光補正、DRO/オートHDR、クリエイティブスタイル、MFアシストから1つを選んで割り当てが可能。
Cボタンにはオートフォーカスエリア、ISO感度、ホワイトバランス、測光モード、調光補正、DRO/オートHDR、クリエイティブスタイルから3つを選んで設定できる。
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